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Still, HIV ≠ OK. 0 3 ' 1 0 最近は冷えるので、血行があまり良くなかった霜焼けもそれが原因だったらしく、熱めの風呂にゆっくり入ったら一晩で良くなってしまった 汗もずいぶんかいたので体が軽い 湿疹もかゆみが減り、今まで出ていた物は良くなっている 今日から出たものはコロニー型であまり強いかゆみはないが、それなりだ 眼の具合も良くなったみたいだ 影になっている部分が日に日に黒ずみ、視界が暗いような遠近感がなくなるような とても不快な状態だった まだそれは残っているけれど、マシになっている 行くところまで行きかけた物は、やはり時間が必要なようだ 体はなるべくなら冷さない様にしていたほうがイイということなのだろう さて、PDAだが、あんがい快適にネットにつなげられている 処理が遅いのは仕方がないが、私の文字の多いページの割にはバシッとしてくれるので 小さいながらも機能はご立派という感じだ このオチビ(PDAの事)の取説を読んでいて新たにわかったことがあった Windows には、チャンネルという物がある パソコンに触り始めていろいろと冒険してみたが、これだけは訳がわからず一度も開いた事がなかった オチビにも当然の様に装備されていたので、試に開いてみるとなんだか分野別に分けてあり これがチャンネル、と見ただけで大体の感じがつかめた WebRecorder という機能も今ひとつピントこなかったけれど どうやらその使い方が芋づる式に説けた感じもする ダイヤルアップのダウンロード時間の節約なのだろう 最近のページは異常に重い物もある それを一つ一つ待っていたのでは、とんでもない これがわかり、ははあ〜と声を出しながらうなずいたりしてしまった 1999年と2002年製の物の差を痛感した あんな小さいのに、 こう思う事自体、ずいぶんと年式の古さをかもし出しているんだろうな… 2003年10月28日 午後 11:36:42 すっかり寒くなった 長袖の物を着ないと冷えてしまう 体が気温に敏感になっているので、少し気を許すと咳が出たり あっという間に肌が乾燥してしまう 手はすでにシワが寄るくらいにかさつき始めた 足は10月だというのに、もう霜焼けになった 血行が悪いのは副作用だけではないのだろうけれど これから半年は我慢の季節になる 今月は彼と一緒になってから6年になることもあり いつものことではなくて、何か目新しいことをしたいなと思った 何かをあげる、これは普段でも気がつけばしている 何か一緒にする、これもいつものことだ そう思っていたとき、ふと去年の福引で当てた「Musea」、PDAが目に付いた そうだ、これでネットをしよう! ということで、さっそくNTTドコモショップへ行った ここで告白 私は今まで携帯電話やPHSというものを持ったことがない そんな私がNTTのプロショップにいくことなど想像もしていなかったことだ 実際、彼の携帯もかけ方はわからない、きり方もわからない 当然、携帯とPHSに差があるなんていうこと自体、つい3日前まで知らなかったのだ ・・・笑わないでね そんな心の悲鳴を隠しながらも、近場の店の自動ドアを開け 未開の通信ワールドに足を踏み入れた いらっしゃいませえー お店の従業員全員で迎え入れられ、その声のでかさに一瞬たじろいだりもしたが 小声で、こんにちはぁ・・・と、うっすら笑いをつくりながら1歩2歩と硬くなった足を進めていった 店内は季節柄、弱い暖房が入れられ どこか、もんわりとした空気が満ちていた、気がする お客という感じの人は数えるくらいで、店員さんのほうが多く目についたのを、覚えている ・・・この、お店に入ってすぐの記憶は、なぜか定かではないのも恥ずかしい とりあえず、自分の手持ちのものにあった通信機器はどれなのか聞くことにした が、誰に聞いたらイイのかわからない みんな忙しくしている、ように見えるし ディスプレイしてある携帯電話などを眺めていたら、くらくらと目が回ってきてしまい 口を開いたらとんでもなくマの抜けた言葉を言ってしまいそうだった そんな状態でも、一応、モノを物色している素振りは忘れずに 興味有り気に体を前にたおしたり、右や左に振ってみたりして こういうところ初めてなんですぅ、というのを悟られないようにしていた その時だ 何かお探しですかぁ? その声にややビクつきながら振りかえると、私よりも小柄な女性が少し首をかしげて私をニコニコしながら見つめていた あまりにその仕草がうちのゆきに似ていて なんだか張り詰めた気持ちがぷつんと切られたようになり 実は・・・と、一息で事情を伝えてしまった はい、お客様のご要望ですとこちらの商品が一番近いモノではないかと思われますぅ そう言われて見たモノ、実に薄いこじんまりとしたメモリーとモデム兼用のカード型の物体だった こんなんで、そんなにいろいろとできるのかね そう呟いたのは、心の声第3号だった そうは思いながらも、売っている人が言っているのだから間違いないだろうと思い それ、いただきます、と買うことにし、PHSの契約もして どこか腑に落ちないまま、初の携帯、いやPHS、ちがう PHSの回線を手に入れることになったのだ いろいろとお世話になったゆきちゃん、ちがうちがう ドコモの彼女に深深とお辞儀をし、ドアの前に立つとまた一声に、ありがとうございましたーと店内に鳴り響く声で送ってくれた この間、約1時間 初めてのことにすっかり茹ったようになった私の顔を夕暮れのひんやりとした風が熱を奪うようにして吹き過ぎていった 家に帰ってから彼に、「プレゼント」と言って手渡したあの一式 うわあ、メモリーカードだーと、見てすぐにわかったようで なんとなく張り合いがない感じがした そんな私に、ゆきが一声、「あーん」と首をかしげ私を見つめていた 今、手の平サイズの小さなブラウザは 私のホームページを映し出している 電波が届かないということも経験した 次にはどんなことを体験するのだろうか ドキドキの日々である 2003年10月27日 午後 10:33:24 今日は暖かい 家の中ではかなり薄着でいられる 更新ができなくなって3日目だ 何かあれば掲示板に書こうと思ったけれど、特に何の変調もなく過ぎてきた 彼が仕事場から雑誌の切りぬきを持ってきてくれた 「Asahi Shimbun Weekly AERA 2003.10.13」 42ページの記事、『「白熱する同性愛論議 性的少数派高校も登場」 アメリカのニューヨーク市に9月、ゲイやレズビアンなどの性的少数者のための初の公立高校が誕生した…』というもの 記事では、この事と一緒に、ゲイの主教の記事もからめ 一見偏らない措置をしながらも、物見遊山のようなタッチで あるコミュニティに属する一部の人達を描いていた この事に限らず、以前にはゲイやレズビアンをメインにした病院の設置などがテレビドラマでも語られる事があった その中には家庭環境も地位も年齢も様々な人々が登場する その中には必ず同性愛者やHIV感染者も登場していた それだけ絶対数が高いという事なのだろう 仮にそうでなくても、少なからず存在する少数を蔑ろにすることなく、れっきとした一国民として扱う姿勢が確立されてあるのだろう この記事の締めくくり、『「性の解放」の論争は勢いを増すばかりだ』 これを読んで、ふと今いる国、日本を想像した どこの国も同じだ、そう思ってしまった 現にいることはわかっているが、いざ自らの身に振りかかった時は嫌悪をもよおす そんな空気が似ていると素直に思ってしまった 少ない人数の人が大勢の人達に合わせることで、滞りなく事が運ぶ 私が自分をゲイと自覚してから何度も経験してきた事だ 言わなければわからないから、その方がイイ… そんな自分の居場所はどこにあるのか、見つけられるのか… これから生きていけるのか 数少ない立場にある人が同じタイプの人間に会うまで持ちつづけるか、探しに行くか その間の葛藤とジレンマに耐え抜く事ができるのか 蚊帳のそとに自分を置いておけたらどんなにイイか… 自分か自分の事を好きになるにはどうすればイイのか 自分を認めて受け入れるにはどうしたらイイか 自分を許す事ができるのか… 他人を思いやりながら自分を表現するにはどうしたらイイのか 他人にわかってもらおうとしてもイイのだろうか こんな自分でも他人を好きになってもイイのだろうか… こんな自分でも生きて行ってイイのだろうか 少数の中の少数である私は、まず自分の居場所を探すことにした それがこのホームページであり、彼とネコたちがいるこの家だ 父親でもない 他人である彼に私は居場所を見ている 私が私で居られる場所 自分が自分で居られる場所 ずっと壊されないでいられればイイな、と心の奥深くで祈っているような気がする 2003年10月24日 午前 12:03:45 検査と投薬で病院に行った 朝から電車のダイヤがめちゃめちゃ、病院はめちゃ混み 採血もめちゃ痛かった 検査なので空腹で行き、めちゃめちゃ辛かった・・・ インフォシークがメンテナンスをするようで 21日から24日くらいまでなかなか更新できなくなる可能性があります その間、何かあったらBBSに書いておきますので 来て何も変わっていなかったりしたら 覗いてみてくださいね 2003年10月20日 午後 11:34:31 午前中はかなりゆっくりしていた どこかダルイし、動こうという気が長続きしなかった ソファに横になり、薬を飲んだ後のベンチタイムでも取るかのように漫然としていた その間、誰ともなく私の上を踏んでは、トコトコとどこかに歩いていく ただ、小さい時と違ってみんなそれなりに体重がある そうっと乗るのならいいが、ゆきなどは走ってきたついでにドシドシと跳ねていったりする 怒ろうと思っても逃げる方が速いので張り合いがない そのうち疲れて各々の好きな場所で寝てしまうが、さちこは私の上が好きらしく 膝でもお腹の上でもくるりとなって居座るようになった この時期、お腹が暖かいとなんとなくうつらうつらしてしまう… 家の中も静かになり、近所も朝の一仕事が終わる時間とあいまって 危うく二度寝してしまいそうだ いつもはネコたちを下の部屋で寝かせ お昼くらいに私は2階に行くが 今日はネコたちを全部連れて2階へと行った はじめは匂いを嗅いだりして落ち着きがないけれど 慣れればいたずらしたり適当に寝たりする そんなこんな大きな毛のかたまりがベッドの上にでき、いよいよ気だるーい昼下がりの時間が流れて行く きのうの夕方、私はいつもにないだるさを感じ、体温計で熱を測ったが 37度あり、それなりにダルイのはそのせいだったのがわかった 風邪の極引きはじめだったのかもしれない シャワーもやめにしてBBSの返事を書いてから寝たが、今朝までその感じが取れなかったのだろう この雰囲気、さすがに続くと払拭したくなり んーーーっと、伸びをした 左腕は上がるようになったが、右腕はまだまだだ 気持ち良く伸びたのは去年の夏までで、五十肩様の痛みはまだある 軽くきゅっと伸ばした腕をゆっくりと曲げ、肘を折ったまま腕を下ろす 伸ばす事ができないから、せめて力を入れて血行を良くしようとしてみるのだ 両手をアバラ辺りに乗せ体をなぞる様にして下ろして行くが 最近、お腹の脂肪がずいぶんなくなった様に感じる プニュンとしていたはずなのに、それがない まあ、いろいろと理由はあるのだろうが、うっすらと腹筋も浮いていたりする このことはつい最近になって気がついたので、てっきりお腹の余分な肉と勘違いしていた 脂肪で出ていたお腹が、筋肉で出っ張っていたのだ そういえば腰まわりのお肉もすっきりとしている 35年間あこがれて来た、割れ目のあるお腹になって来たようだ 体質か遺伝かよく食うからかわからないが、私のお腹は運動しても何をしても とにかく脂肪が落ちず、甲斐のない体を前から自負していたのに 少しの努力で居座りつづけたお肉とおさらばしてしまった さっき、シャワーを浴びた後、少しまじまじと自分の腹部を眺めたり 上から下へと何度も手で往復したりしてしまった・・・ なにはともあれ、うれしかった イイのか悪いのか 不幸中の幸いというのか イイ言葉が見つからないが、不思議と納得したりした これで一層ナルシス傾向に拍車がかかりそうだ 2003年10月17日 午後 11:46:44 今朝の空は綺麗だった 彼を送りにゆきを抱っこして表に出、いってらっしゃーい、とゆきに手を振らせ 体制を立て直してから振り返った西の空に 朝陽があたって下半分がオレンジ色に輝く、うろこ雲よりもやや大きな灰色のかたまりが、見渡す限りの空に浮かんでいた まだ明けて間もない水色の空が遠くに覗くその光景は、マグリットの絵のようだった 腕の中のゆきもウットリしてか、ずーっと鳴いていた・・・イヤ、ちがう、さかりがついていたんだった・・・ 朝晩に随分と冷えを感じる季節になった 窓には水蒸気が付いて白くなっている 車にもうっすらと霜が降りていた 庭に植えていたゴーヤーもすっかり枯れてどこか寂しい感じがする 10月というのは、こういう季節なのだろう きのうの15日は私と彼がハワイで結婚式をした日だ はやく言えば、結婚記念日 6年になる 1997年の4月に出会い、私の祖母をおくって2ヶ月後 初めての海外旅行で、初めてのハワイ あの空気はまだ忘れない… あれから6年、たった6年の間に私の病気の事やナニやらいろいろとあった 短く感じた気もするし、濃密だった感じもしないでもない 何か変わったのかといえば、そんな雰囲気もない 同じ時間を過ごす そのことを強く意識するようになったのかもしれない 記念日だから、何か特別な事をしたのかというと、そうでもない気がする… 恒例の私のミートソースにニンジンサラダ お酒は来週に検査があるので飲めなかった これからもよろしくお願いします 食事の前に言ったけれど、何か忘れている気がしてならない… あっ、ネコたちにスペシャルディナーを出し忘れた! ちがう、そうではない あ、忘れてた・・・ いつもありがとう 気が付けば私を見ている、その優しい目 その目で見てくれていると安心していられるよ スジの通ったハナにカワイイ口 前よりもふっくらとした顔もステキだよ ずっとそばにいてくれる・・・ 大好きだ 愛してる ん? みんなも大好きだよ さちこ、あおい、ナオミ、ゆき、ビリー ずっと一緒にいようね 2003年10月16日 午後 5:07:52 今日は1日洗濯をしていた 雨だというのに、朝6時から午後2時まで仕分けをして何度回した事だろう… 全部終わって気がつけばお腹がすいていた 気候の違う所とでは、やっぱり消費するエネルギーに差があるのだろう 毎日あれだけ食べていた旅行のはずなのに 体は締まってウエストもゆるくなっている 帰ってから、気がつけばその時ほどは食べていない 体が欲しがるなんとか、みたいな感じだ 以前は、のべつ幕なし、やたらと食べていたりした それでお腹が出たのだの、背中に肉がと言っては、自分をあきらめていたりもしていた HIVに感染して、薬も飲んでいれば何を努力しようとも体型は崩れる一方だ… ほんの一時期通っていたスポーツクラブもこんな考えがあったので、続かなかったのは当然なのだろう その頃の写真なども膨れっ面に輪をかける様に副作用からくる顔の腫れで驚くほどの別人になっている 体も運動ができなかったので一見筋肉、実は脂肪という有様だった こんなんじゃ楽しめない こう思わないように、あきらめる事も覚えて行った気がする それが今年の6月 突如として自主トレなんて事をし始めてしまい 現在まで週2ペースで続けられてきている 腹筋3種類、スクワット、背筋、腕立て2種類、ダンベルなど 総じて1時間くらいの内容を次第にセット数、回数を増している 今のところ、細い腕や足はどうしようもないが 体はなんとなく肉が付いて来ている 一見太った?実は筋肉、になってきたようだ なぜこんなにも続けていられるのか それはやはり自分の行き方としての大切な一部分なのではないかと思っているのだ あきらめずに、取りあえずやりつづける そうすることで少なくとも何かが動く事を信じているとも言える それに、ただの副作用で半ば人生までもあきらめてしまうには、ちとおしい気がする 口惜しいかもしれない 駄目で元々 そんな思いこみでしている自主トレ 少しずつだか体に変化が現れている 肩が動かなくなってから1年以上になる 診断では50肩に似ている症状らしかった 動かさないと余計に動かなくなるといわれ 危機感を持ちながらのスタートをし やっと動かせるようになってきている 腕が上げられるのはとても嬉しい できなくなっていた事ができてきている実感は ほかの事にもやる気を起こさせてくれている それのひとつが自主トレなのだろう 少しでも自分を快適にいさせることができる状態にしておきたい 他にはどんな事があるのだろう・・・・ 2003年10月14日 午後 11:47:25 明日から出かけるので、いろいろと準備をしていたら夕方の5時になっていた 庭の整理や鉢の移動、買っておいた苗の植付けをして ついでにネコたちのブラッシングもした 刈り取ったレモングラスを縁側においておいたら いつのまにかナオミが閉めてあった窓を開けて1人でパクついていた ラベンダーも伸びすぎていたので切り詰めて その枝をまとめておいたら、今度はあおいがモグモグと食べていた 結局、5匹にレモングラスを食べさせ、私も昼飯を食べることにした 小1時間ゆっくりとして次に取りかかったのは、りんごの皮むきだ 数日前に八百屋で安く売っていた「紅玉」の5個入り 私と彼はそのりんごが大好きなので、この季節になると紅く色づいた物を見つけては買い込んでいる そのままでも美味しいし、ジャムやシロップ煮にしても旨い それがナント9個、旅行に行く前の日だというのに手付かずであった 彼も同じ八百屋で安いのを見つけて同じように袋詰されたりんごを買ってきていたのだ 旅行は2泊だけれど、やっぱりマンマにしておく事ができない 3:3:2の配分で、ピンクとプレーンのジャム、そしてシロップ煮を作った はじめの3個では小さめに切った物に皮を混ぜて煮る「ピンクのジャム」 次は薄切りにして形を残して煮たコンポートタイプ 残りの2個は縦半分にして、芯を取ってからシロップでかるく煮こんだ そのシロップ煮は冷めるまでそのままにしておくと、皮の色が実に染み出して綺麗なグラデーションを作る 見た目も良く食べても美味しい 給食でたまに出た、りんごのシャーベットを思い浮かべてもらえると近い物がある 2個を半分だと4つできるわけで、ひとつを残して作ったジャムなども全部冷凍した これでりんごは無くなったのである 終わったのは5時、実に4時間、りんごと格闘していた事になる それから夕食の仕度をし始めたが、舌が甘くて味見しても良くわからなかった 目玉焼きご飯と野菜炒め、水菜ときゅうりのサラダ、ワカメスープを作った 一通り食べ終えてやっと旅行の準備をはじめられたが もうそろそろ明日になるところだ 明日は5時前に起きて空港に行く お昼過ぎには那覇に着いているが、途中寝てしまわないように気をつけよう 2003年10月10日 午後 11:45:31 彼が仕事から泣きながら帰ってきた どうしたのかと尋ねると、気に入っていた腕時計のベルトが切れてしまったそうなのだ しかも時計の端にヒビも入ったという うーん・・・ だだっこのようにくちびるをひん曲げていた よしよし、そらかわいそーになぁ 私はなだめてはみたが、その途端、彼は怒りをぶちまけてきた そもそもねっ、あれがこうでね!・・・ ハイハイと言いながら夕飯の用意を続けていたが、彼が、お土産っ!と言って 袋に入れたカップラーメンを私の前でぶらつかせた あら、ラーメンだねー、何かなぁ? 見てみぃ 彼の口調に戸惑いを感じながらも袋をのぞくと、金ちゃんラーメンのカレー味が入っていた おおお、久しぶり、金ちゃん!! 以前、沖縄に行った時、そのネーミングにイヒョウをつかれ つい買ってしまった地域限定物のカップラーメンだ 私の住んでいる関東では見たこともないシンプルな外観 味もしつこくなく、さっぱりとしていながらダシが利いている 椎茸ベースなのも特徴なのではないだろうか それのカレー味だ これから食べようか、と言うと、え゛ーっ、と彼がくしゃくしゃにした顔でイヤがった とりあえず今度ということにして、心ひかれながらも金ちゃんを棚にしまった すると彼がぼっそりと、金ちゃんね塩味もあるんだよ・・・ そういうとシャワーを浴びに風呂場へと静かに消えて行った 奥の深い金ちゃんである テレビで動物物のスペシャルをやっていた 霊能力犬や、天才ペットなど観ていて楽しかった でも、獣医さんのコーナーではなんだか切なくなってしまった 睡眠時間数時間でほとんど一日動物たちの治療などをしているようだ 助かる命もあれば甲斐なく死んでしまう動物もいた 飼い主が死んでしまったペットに優しい声でなだめるようにしているのは、さすがに辛い しかし、その獣医さんが、死ぬのは慣れないよ、ともらしていたのもぐっと答えるものがあった 最後にこういうことも言っていた ずっと、ペットロスだよ その言葉を聞いて、なにがこの人にあったのだろう、と思ってしまった 番組の中ではそのことについて触れることはなかった いつか来る生きてる物との別れ 私は祖母をおくった事しかないが 今の自分に大切な彼とネコたちが、どうしようもなく投影されてしまい 要らぬ想像で涙が出そうになってしまった 私が入院した半年は大きなブランクだと思っていたことがある 彼と離れ、ネコたちとも離れていた間 病気の辛さよりも一緒に居られない寂しさと不安でいっぱいだった 退院してから2年半が経つ やっとこの頃になって、それはそれで充実していたな、と感じられるようになった 体調も安定し、エイズも出なくなってきたのが大きな要因かもしれない 生きていられる、という実感が出てきた気もする だから、できるだけみんなと一緒にいたい 楽しい事もかなしい事もいろいろあるだろうけれど 全部見ていたい その為にも生きていたい もう、始まっているのだろう 2003年10月09日 木曜日 午後 11:30:52 左手がよく動かない つるような感じがしてから、力が入りにくい 自主トレをしようと、ダンベルを持ったら痛いような感じがして一度も持ち上げられなかった どうしたのだろう・・・ 湿疹が随分と出てきた 案外かゆい 気候が急速に変化して体の代謝も変ったのかもしれない 手も荒れはじめている 知らないうちに秋はどんどん深まっていたのだろう ネコたちも良く食べる おまけに良く寝る 秋ネコもイイとこ、むくむくだ このままぼやぼやしていたら、今年が終わってしまうかもしれない! 速すぎるよ 2003年10月07日 火曜日 午後 11:43:56 さて、今日は旅行の準備をした 突然取れてしまった全日空の突然割り引き 那覇行きの往復が1万5千円で、お宿もキッチンつきで1ナイト7000円 来週の今日は島に行って遊んでいるのだろう 今日は日曜なのでネコたちの毛をすいてやる日でもある はじめの時のようにわんさかひとつかみ程ではないが、まだまだ良く取れる 陽だまりの縁側でごしごしと体をこすられたネコたちは ヒモでの激しいお遊びもしたので、夕方になってもまったく起きる気配はない 彼は彼で、先週作ったケーキがこれまでで最高のできだったのをイイ事に またシフォンケーキ作りにいそんしんでいた 今回はドーナッツ型も買ってきたのでそれでやっているようだ イイ匂いがしているし、生クリームも泡立てているようで、今晩のはトッピングつきのようだ 楽しみ そしてもちろん彼の講釈もついてくること、まちがいなし で、彼、それにも空き足らず、グリーンカレーも作っている さっきタイの食材屋さんに一緒に買い物に行き、ココナッツパウダーとパクチーを買ってきた 挨拶程度だったが、久しぶりにタイの人とタイ語を話して少しドキドキした 今日のカレーにはゴーヤーも入る 庭でなっていたのを使ったが、今年は3個しかならなかった あばしゴーヤー、もっといっぱい食べたかったなあ ゴーヤーはタイ語で、マーラーと言う マラ、ではない マーラー タイ米も炊いているのでいい香りだ 旅行の手配もすべて終わり、料理もほぼ仕上がって あとはネコたちをおこして夕飯を食べさせ、人も晩御飯を済ませれば また、同じような1週間が始まる 2003年10月05日 日曜日 午後 5:44:23 町が金木犀の香りで溢れている Silence is death. |