0 4 ' 0 7

MDプレイヤーがやって来た!
いまさら・・・
そう思われるのは必至でもう1回
MDプレイヤーがやって来た!
今まで必要が無かったので持っていなかったが、先日のラジオでのお話をMDに入れてもらったので必要になったわけだ
うちには彼が持っていたものがあったが、それも寄る年波で再生後2分でブチッと止まってしまったりする
「出た時は一番イイやつだったんだよ…」
悲しそうに手の平サイズの機器を撫でたりした彼だった
なので、いただいた物は番組の冒頭の音楽とコーナーの題を言うDJの方の声しか聞いたことが無かった
「・・・k1 さんです、」、ここでブチィッ、なのだ
昨日出かけた帰りに彼と然る電気屋に行って買ってきたプレイヤーは実に軽い
軽々で頼りなく感じるほどだった
外観はゴールドの再生専用
スピーカも付いてきたりして、超ミニのステレオセットのような感じ
充電をしていろいろと繋いでMDをさし込み、再生…
いつも聞いていた始めの音、DJの方の声
そして、スピーカーから聞こえる私の声…
今年の6月14日から17日までの計4回
九州方面で流れたインタビュー
あらためて客観的になり、スタジオでの経験を思い出し
非常に真摯に聴き入ってしまった

過ぎてしまったことは山ほどあるが、それも現在進行形
止まらないでいる自分のまわりに流れる潮流
そこにひとつ、何かを投げた痕跡があったのだ
今回、出演の依頼があり、録音、放送、そして、時間をおいての確認
その流れを繰り返し再生することで、心底お話させていただいて良かったと思えた
何かを残すという意味を再生することができたのである
ここで、あらためて感謝を込め言いたいです
ありがとうございました


さて、これから沖縄に行く
台風が来ているが行く
エイサーである
すいっすいっである
友達にも会いたくなった
海にも浸りたくなった
批難ゴウゴウ、イイ鴨になるのだろうが
イイっ!
行けるうちに行っておく、行きたいと思っても行けなくなる時が来る
だから、今行っておくのだ
そのうちではない、今・・・・

2004年7月30日 午後 1:34:04


数日ですが、更新を休みます
何かあった時はBBSに残しておきますね


台風の風と雨、今のところ真夜中の静寂が聞こえる

今日は友達とランチを一緒にした
友達は病院で診察やら採血やらを終わらせてから
私は家事などを終わらせてからの待ち合わせ
どちらも風と雨の中の強行軍だったが、私は運良く一度も傘をささずに一日を終えられた
友達は運悪く、ひどい風雨の中での移動になったらしい
そうなのだ、彼は雨男のようなのだ
この1年というもの、彼と会う時は十中八九、雨である
彼がどこかに旅行に行ったという話を聞いてみても雨が降ったともらす始末
病院の近くの駅でそのレインマンを待っていたわけだが、その彼が現れた時も土砂降りの雨が降っていた
「ひさしぶりぃ、元気?」
しっとりと濡れた肩が水との縁を感じさせる
ランチは、新宿の○勢丹で開催されている「大沖縄展」でのソバにしようと思っていたので、さっそく電車に乗りこんだ
その間も雨はザーザー降っている
話し出すと止まらない彼はそんな事を気にも止めずに饒舌に拍車をかけていた
さて、着いた沖縄展の会場は人でいっぱいだった
わっさわっさとうごめく人波、異様な熱気を放っていたが他の県の物産展とは違う元気さを感じたりした
ひと通り見てまわり、私は春ウコン粒1000錠入りを買った
中性脂肪や肝臓の事を考えるとこんなものにも縋りたくなってしまう
レインマンは、ひたすら試食と試飲をしつづけて、何も買わなかった
元来がしぶちんでシャイな性格なので、一歩を踏み出すのに時間がかかる
今回も踏み出す前に沖縄展見学は終わってしまったので、ランチのソーキそばのみとなってしまったのだ
でも、いっぱい試食して満足そうだったのでイイのかもしれない
そして、お2丁に用があるというので、実に○年ぶりに新宿2丁目に足を運んだ
・・・しかしだ、この時もモノスゴイ雨でしばらくビルの中で雨宿りをしていた
「すごいねぇ、土砂降りだー」
まるで蚊帳の外である
それから20分後、用は無事済み、どうするかーということになり、西口にある○ークタワーに行くことにした
現在、東京で一番泊まりたいホテルナンバーワンのホテルが入っているビルである
・・・しかしだ、元々シャイな性格な彼、連れて行ってはみたが場に飲まれてしまい、早々に退散する事になってしまった

なんだかかんだと案外に良く歩いた日になった
私もレインマンも運動した方がイイよと言われるタイプなので結果オーライだが
どこに行っても付いて回った湿気と暑さにすこしウンザリしてしまった
まるで服を着たまま低温サウナにいるような感じだった

そして、レインマンと別れた後、一瞬にして差し込んだ陽射しがまぶしく感じられた
雲の切れ間からのぞく青空も透き通って見えたりした
でも、この空をあのレインマンは見ているのかどうか、いや、見てねーだろーなぁ・・・・

2004年7月30日 午前 12:25:57


蒸し暑い日である
水分を帯びた空気が布のように纏わりつく

きょうの午前中に電気屋に行って冷蔵庫をみてきた
すっかり冷えなくなった箱の後ガマを選びに行ったのだ
きのうの夜、彼が電気屋に電話をかけ大体の値段を聞いていたので実物の確認というところ
さて、モノはというと彼から聞いていたブランドは見当たらず、今ある現品限りの冷蔵庫だけだった
どうしようか・・・、まず彼の顔が頭をよぎった
言われていたメーカー品がない、でも、はやい方がイイだろう
店のオヤジさんも、「これが昨日電話でお話したヤツでしてね、」などと売り文句で勧めている
値段は6桁の一番はじめ、切り値でイイという
彼が言ってたところのじゃないけれど、イイか…
中を見せてもらい、使い勝手を調べ、生活レベルなんかも考えたりして、これに決めることにした


マイナスイオンが出たりするのだ!

さあ大変である
今ある冷蔵庫とは名ばかりの大きな箱に入っているものを全部出さなくてはならない
それも30分の間に出して箱の中の拭き掃除なんかもするのだ
とにかく何でもイイから出して出して出しまくり、空になったところで庫内を簡単に拭いた
冷蔵庫の掃除はあんがい面倒だと思うかもしれないが
こうやってすっかり出してしまうと思ったより簡単に掃除する事ができたりする
それに、中に取り付けてあるトレーなどは取り外すことができるのでじゃぶじゃぶ洗う事もできたりして
きれいになると気持ちがイイ
そして、ひと通り作業が終わり電源を外した
掃除している間、なんだかはずす事ができなくて、ずっと、「うううーん」という音をさせていた
冷凍庫の中は冷えなくなったとはいえ、うなっている分だけかすかに冷えている
まだまだ仕事をしようというのか…
そんな冷蔵庫の電源を無下に抜いてしまうのはしのびない
最後の最後、取っ手を握りながら雑巾で汚れを拭ってやり、右手で小さなプラグを引き抜いたのだ
モーターはすぐには止まらず、数秒間だが音が聞こえていた
しゅーん・・・
静かになった

今、1階はエアコンが効いて随分と涼しい
新しい冷蔵庫の取説には、「庫内が冷えるまで品物を入れないで下さい」と書いてあった
中途半端な冷えでは、かえって傷みやすくなってしまうらしい
それにしても、昨日からただの保管庫に入れられていたのだから今更気を使ったところで品質を維持できるわけがない
ま、私の気休めとでも付け加えておこう、もったいないしぃ
彼も言っていた
「食べ物は全部お釈迦」
その言葉を聞いた時に冷蔵されていた物一つ一つが頭に浮かび、同時にその値段までがレジストリされていった
でも、ただダメになっていくのでは気がおさまらないので、冷凍食品はチンして食べた
ちょっとずつあった物はつまみながら食べられたが、未開封の物などは温めるとかなりの量になる
でも、食べた
ピラフはいつも彼と半分コしてちょうど良かったが、今朝は全部ひとりで食べてしまった
野菜などもどんどん千切ってサラダにして食べた
普段仕舞われている食べ物が雑然と置かれていると案外気軽に選べてイイ事に気がついた
味つけの時などは、居間に出してある物の中から選ぶ事になるが
冷えなくなってから時間が経っているので全部を味見をしたりする
昼飯などもなにか食べられそうな物はないか、ガサゴソと並んでいる中から探すのだ
気兼ねなく食べ物を選べる冷蔵庫部屋が欲しくなったりした
こんな事をしていると、おかげさまで一日中ずっと腹いっぱいである
見えるとつい手を伸ばして食べてしまうのだ
彼がいたら絶対にできない事もできてしまう
役に立たなくなった冷蔵庫の最後のご奉公なのかもしれない

2004年7月27日 午後 5:24:45


風が涼やかだ
さすが、土曜の半ば、秋めいている
エアコンを切ってもいられる



短くしつづけていると、髪の毛というものは少しの周期で気になるようになる
耳に触ったり毛先が疎らになったり
果ては顔つきまで変わったように見えてしまう
午前中は髪の毛を切りに、いつもの所へ予約を取り、タンクトップ+短パン+サンダルでずるずると行ってきた
絶対に格好つけないという意志の現れである
というのも、カット+300円で頭皮マッサージもお願いしたのだ
「マッサージ」という時に、ちゃんとしたりしていると落ち着かない
ずるずるのだらだらでいる方がココロゆくまで身を委ねられると思うのだ
「きょうはどうしますぅ」
機嫌のイイ対応だったので安心した
横(サイド)はいつものようにして、上(トップ)ははなわでなくて直上してください
「・・・はーい」
・・・に一抹の不安があったが、腕とセンスを信じてお任せした
そして、肝心のマッサージだが、あまりの心地良さで陶酔しきってしまった
気がつけばオシマイ、すっかり頭が軽くなっていた



夕方に彼と待ち合わせをして買い物に行く予定だったので自主トレを昼飯の後に繰り上げ
ネコたちにもやや早めの晩御飯を食べさせて出かけて行った
こんな時間にどこ行くの?
そんな顔をして見送るあおいとビリーだった

 青田である

夕日で輝く稲の葉が美しい

おもては風が気持ち良かった
湿気もイイ具合に中和されたようで、つい深呼吸をしてしまった
葉の緑は原色の濃さを空気に移し、夏の花は夕日にも映えて写る
幾度か体の空気を入れ替えた時、どこからかオシロイバナの香りがした
夏の香りだ
こんもりとした茂みを作り、黄色や赤のラッパ状の花を咲かせる
小さい頃はその花をとって、花の下の種になる部分をそっと引っ張り、めしべをヒモのように見立て
それをヒョイッと投げ上げると、落下傘のようにふらふらと落ちてくる遊びを飽きずに何度も繰り返していた事を思い出す



沈みかけた夕日は、赤にもならず黄色にもならず
光としての輝きを放ち眩しい
空はマグリットの絵のようで灰色と白の濃淡が楽しい
そして、太陽が沈もうという時、虹が現れた
それは珍しく、端から端まであるアーチの形をしている虹だった
おーばーざれいんぼーだ
口を開けたまま、彼が来るまで眺めていたりした



買い物をして夕飯を外で済まし、家に帰るとネコたちがひっくり返って寝ていた
ただいま
私のその声でのこのこと起きだしたネコたちがなんとなく頼もしく見えたりした
ゆきは水を飲みたい時、私に、「にゃにょのー」という
この声で私はゆきが水を飲みたいのだとわかるのだが、最近は水に氷をいれるのが好きなようで
器に氷をひとつ入れてやることにしている

おんや〜?

いれた瞬間、ピシッといって割れる音が好きなようなのだ
今晩もそれをしてやろうと冷蔵庫から氷をひとつ出し水の中にいれた・・・が、音がしない
ゆきは音がしないので、おかしな顔をして頭を横にしたりしていた
私もおかしいなと思いながら頭を右や左に倒したりしていた
そういえば、いつも霜が張っているはずなのにつやつやとして濡れていた…

冷えていないのだ
ためしに冷蔵を開けてみると空気がヌルイ
下の冷凍庫も自然解凍中・・・
冷蔵庫がぶっ壊れたのだ
7年前に買った冷蔵庫、寿命なのだろう
今年の夏になってから、なんだか物凄い音がしていたのは予兆だったのね…
うううーーーん、うううーーんん
冷蔵庫は冷蔵庫なりにつらかったのだろう
それもそのはず、今年の夏は暑すぎる
あんな暑い時に必死になって庫内を冷して氷を作りしていたんだもん、ねぇ
そんな思いから、つい先ほど、冷蔵庫に労いとお別れの言葉をかけてやった
ありがとう、である
しかし、冷蔵庫に限らず電化製品は突然に壊れる
7年前も突然に先代の冷蔵庫が壊れ、ちょうどフランス旅行から帰ったばかりだったのに余韻も何もかなぐり捨てて今のを買ったことを思い出した
そういえば、エアコンも突然壊れたなぁ・・・それも2台同時
30万以上払ったと彼は泣く泣く言っていた
これから壊れそうなのは、温水給湯機、ストーブ、そしてまた、エアコン
電化製品はバタバタと駄目になっていくのが常
あと何度お別れの言葉を言うのだろう

にしても、今瀕死の冷蔵庫、せめて明日まで冷気を抱えていてほしい
なぜなら抗HIV薬の1種類は要冷蔵なのだ
もうちょい宜しくね、たのむよ!
・・・うぅぅーん

2004年7月26日 午後 11:23:19


福猫
よっ

デルフィニウムの花芽が伸長
駄目になりかけた親株から子株が吹き、親の半分くらいの背丈になってつぼみを付けた
細く栗のイガのような葉をやや上向にしているその姿は時期的にトウモロコシのようだ
入道雲がもくもく湧く夏の盛り、空の藍を映すかのような花を咲かせるのか、楽しみである

きのうは病院だった
検査もあったので薬だけ飲み、太陽がぎらぎら照りつける中、出かけて行った
お腹が空いていること、薬が効いてきていることもあり
なんとなくふわふわとして病院に着いたが、予定されていた検査は来月にすることになった
「そろそろ薬を替えてみようか」
そう、主治医からの申し出があったためだ
私は薬を替えることにあまり抵抗をを感じないので、自分から薬変更のプログラムのカンファレンスをこの日に切り出した
医師もそのノリで進行することができたようだ
元々、話し出すと止まらない性分なので、一気に変更からの日程を組み
8月末変更が決定した

そして、この日の夕飯は私ひとりで過ごした
彼は飲み会である
病院の皮膚科の前にいる間から、今晩は何を食べようか、そのことばかり気になり
1時間半という待ち時間も苦にならなかった
それに、朝のことも考えると昼飯もおろそかにできず、夕飯以上に昼飯のメニゥもあれやこれやと浮かび
昼、夕の食べ物が頭の中を駆け巡ったりしていた
皮膚科での診察は、「今出ている症状は、免疫が上がれば自然と無くなるものばかりなので、それに任せましょう」ということになり
ステロイドと抗生物質の塗り薬をもらうのみだった
いやに愛想が良く、以前の対応とは打って変わっているので、釈然としないというか
「だだでさえ、感染しやすい」と言っていたこの皮膚科の医師の言葉が、私の心の中で何度も繰り返し聞こえている…
きっと何かあったのだろう
さて、昼飯は大抵、病院の近くの中華屋に行っている
この日、新メニゥが掲げられていたりした・・・「豚角煮掛け御飯」850円、トンポーローである
肉っぽいものを食べたかったので、迷わず豚角煮掛け御飯を下さいっ!と言った
検査があると思い、過度にいろいろな物を食べ過ぎないようにしていたので
肉食いたい、という自ら欲する願望を叶えたというわけだ
幅13センチ、そして、2センチほどの厚みのある豚ばら肉が4枚!!
八角の香りがほのかにする濃茶のタレとチンゲン菜の油通しした2切れがご飯の脇にカレーライスのように盛られている
旨かった!
そして、帰路でも常に食べ物が頭の中を交錯し、考え抜いて決めたのは
雛鶏のレバーの唐揚げと手羽の唐揚げ、キャベツの千切りにチョップドレタス、トマト、枝豆だった
肉々しいご飯であった

彼はいつ戻ったのか
トトロを観ていれば帰ってくるかなーなんて思っていたが
♪〜となりのトっトローが終わっても、そんな気配も無く、ビリーもねむたいと駄々をこねまくりだったので
映画が終わった夜の11時過ぎ、ぐずる大ネコを抱っこしながら寝てしまった
気がつけば朝、彼は腹ばいになりベッドの上で横になっていた

ぐったりとして起きそうにない彼を残し、ビリーと部屋をあとにした
下で寝ていたネコたちを起こし、ネコご飯を作って食べさせていると
もたもたとした足音で彼がずるずると顔を見せた
「目が開かないの」
二日酔いである
それでも朝ご飯は食べるというので、いつものように作って出すとフワフワとした様子で口に運びもぐもぐとして飲みこんでいる
「ごちそうさまでした」
きれいに完食した後、一息ついて再び2階で寝てしまった
起きたのは夕方の5時過ぎ、たまにはこんな休みもイイではないか
私はというとこの間、いつものように家事をして薬を飲みアレしてコレしてとして夕方までエアコンなしで過ごしていた
毎日暑いが、エアコンなしでもいられるくらいなのは助かる
体も次第に慣れるようで、毎日暑さも違っているのがわかるようになってくる
ちなみに、きょうはきのうよりも暑かった
風が弱くなった分、空気が動かなくなったのかもしれない
風があれば、なんとなくしのぐ事ができる
気まぐれのような自然の成り行き、なるようにしかなっていないことを実感した

2004年7月24日 午後 11:19:32

そんなごむたいを・・・


21日

久しぶりに動いたので、案の定、筋肉痛になった
見事に一日遅れである
まあ、イイ…
どうしても父のところへ行かなくはいけない用があったので、とごぞで40℃を越したにもかかわらず出かけ行った
きっぱり、暑かった!
出かける用意をしている時から暑く、家を一歩出た途端にもっと暑くなり
父の家に着く頃には、とんでもなく暑くなっていた
昼飯を買ってとろとろと歩きながら、こんな日に出かけるなんて、とんでもない・・・心底思ってしまった
この日どうしても、という訳は、身体障害者更生援護措置決定通知書を取りに行くためだった
これがないと、目的の医療機関で援護措置が受けられない
5月に申請して7月というのもいかにもらしいが、しかたがない
生きていくためのお守りなのだ

父は、なんだかかんだと言いながらも元気であった
すっかりダメ、という状態を想像していたが、さすが60年以上欺くことには長けている人である
かに座のB型そのものだった
父のところからの帰りがけ、携帯が私を呼んだ
誰からかと見ると、彼である
発信先を見ただけで気分が変わるというものだ
さっそく折りたたんだものを起こし話をする
お疲れ様、あっついねぇ
「うん、あっついねー夏だもん、今どこにいるの」
歩いてるの
「ふーん、今から出るけれど一緒に帰る?」
他愛もない会話だが、それでイイのである
駅の一角で待ち合わせをし、暫し彼を待つ間にメールの返信なんかをしたりしたが
それまだ歩いていた事もあり、空調のない場所での待ち合わせでもあったので私ひとりで大汗をかいてしまっていた
こんな時はいつも以上に時間が長く感じられる
彼が現れた頃には、全身汗まみれだった・・・
家に着き、帰りの道々買ってきた夕食を済ませ、薬を飲みシャワーを浴びたらもうダメだった
筋肉痛と暑さで目を開けていられない
ビリーを左腕に抱え、早々と10時過ぎに寝てしまった
それから一度起きたが、午前2時過ぎでなんとなく怖かったので
トイレに行って、水を飲んですぐに寝、いつもの5時に起き彼の朝食を作り、またビリーをお供に寝てしまった

22日

・・・なんだか、腕をモミモミしている・・・
そう思って起きたのは午前9時過ぎ、薬を飲まなければならない
ビリーはその事を知ってか知らずか、私を起こそうとしていたらしい
愛いヤツじゃ、ほれ、カイグリカイグリ・・・
起きてみて気がついたが、ここ数日の暑さを感じない
風もあるしなんだか気持ちイイ暑さだった
そういえば、筋肉痛もなくなっている
昨日の大汗が効いたのかもしれない、体も心も軽がるなのだ
軽く食事をして薬を飲み、ネコたちの片づけをしながら掃除洗濯をする
合間合間には、さちこが遊べと私を挑発したり
ナオミがトイレ掃除をしている時に、体を私にこすり付けて来たりしてネコトイレの中に手をつきそうになったりした
いろいろとチョッカイを出してくるので時間はすぐに過ぎ、あっという間に昼飯の時間、そして、ネコたちの昼寝の時間になってしまった
これくらいの時間になるといくら過ごしやすいと感じていても、さすがに暑い
けれど、エアコンをいれる気がしなかったので、窓から入る風とエアコンの送風のみで
あとは着る物で調節してみた
まず、Tシャツを脱いでみた
まとわりつく物がない解放感と肌に直接感じる空気が心地イイ
その格好で掃除機をかけ、2階からモップをかけながら階段を降りてくると大汗だった
はいているトランクスも汗でくっついたりして余計に暑く感じられたので、すっぽり脱いでサポーターにはきかえてみた
タイに行った時に買ってきた黒の○ツ割れである
肌に密着するので余計な動きがなく、肌に直接触れる風がなんとも爽やかでイイのでそれ1枚で過ごすことにした
1階の残りの掃除と洗濯物干し、人間のトイレ掃除に風呂掃除
昼飯作りに午後のひととき…
エアコンなしのサポーター1枚は、思いのほか過ごしやすい事に気がついた
動いてみてわかったが、お尻の部分に布がないというのは、熱が発散されて実にイイ
お尻で体温調節、という感じなのだ
動きの制約もあまりないので、フリーな雰囲気もする
そして、この暑さでは、汗をかくのは当たり前
私は着る物がベタベタしたりして、それが気になるともっと暑く感じてしまったりする
でも、脱いでしまえばそんなことはない
至極当然な事にあらためて感心し、それ以降の自主トレや夕食作りに到るまでずっとその姿でいたのだ
彼が仕事から戻り、玄関のドアを開けたとき、出むかえにもその姿で出たが、「わっ!」と言って立ち尽くしていたりした
そりゃそうだろう、ドアを開けたらサポーター一枚のオヤジが立っているのでは、たじろぐのも当たり前だ
でも、それがイイのだからしかたがない
新しい一面というか、そういうモノなのだと受け入れていただきたい

寝る前の今はエアコンも入れ、上下しっかりと着ていたりする
明日は一日病院に罹りっきりになるので、なるたけ楽な格好で行きたいと思っている
でも、しっかりと着ていきましょう・・・・

2004年7月23日 午前 12:04:37


20日

尋常ではない
39.7℃
エアコンが効かない
多少旧型というのもあるだろうが、尋常ではない
この暑い中、うちのネコたちは元気が良い
多少へばったりするが、食べるし飲んで良く寝る
食欲が落ちないでいてくれるので、勝手ながらホッとしていられる
今日もそんなこんな、イタズラをいくつかしていたりして、私に叱られる事があった
元気なのはイイが、ある程度の節度をもって欲しいものだ
こらっ、なにしてんの!
いつも言われると、さささーっと逃げて適当な場所を見つけるとコロンと転がり知らない振りをする
そんな素振りも可愛くて、なんとなく許してしまうのも良くないか・・・
今日の粗相は、ソファでの爪研ぎだった
だれが研いでいたが良くわからないが、そういう音がしたのでいつものように叱ろうとしたら、
こらっ、暑いでしょっ!
などと、言ってしまった・・・
言われた方もキョトンである、あれ?という感じで私を見ていたりした
私もついついその顔がおかしくて大声で笑ってしまった
その声で余計に勢いづき、家中を猛スピードで走り回るネコたちを
じっとりと流れる汗を拭き拭きし、台所の流しから眺めていたりした

19日

なんだか腰が落ち着かない
そわそわしてしまう
そろそろお祭り気分が漂い始めているのだ・・・

今日は久しぶりに自主トレをした
2週間のお休みだったので、同じローテーションでやった
寝ている筋肉、目覚めなさ〜い
筋肉起こしは筋肉痛になりやすいが、今のところ来ていない
でも、遅れて来る可能性大だ
なにせ・・・
一度風邪をひくとなかなか融通の利かない状態になるのでどうしようもない
日に日に良くなる体調もすっきり良くなりましたというわけにはいかず
ある程度で見切り発車しながら様子を見ることにしている
でないと、ずーっと体調が悪いままなので何もできなくなってしまうのだ
一応の目安は、ひどくならなければイイかも
「やって後悔」の具体例である

たった2週間でも筋繊維は細くなるようで、パンプアップしても、おや?という感じ
興醒めである
今回は病みアガリということもあるから、体調に重点をおいて、それからだなと思うようにした

きのうは、今日の自主トレを前にして軽く準備運動的に友達と会って食事をした
2週間ぶりの外出だ
会ったのは、仕事をしていた時の仲間である
私の地元の神社が彼の散歩コースに入っているらしく
「ここんところ近くに行ってんの、お茶でも一緒にいかが?」というようなメールが来たのだ
ひいていた風邪はほとんど良くなり、あとは体力がどれだけ残っているかを知る必要があったので
イイ機会だと思い、出かけて行ったのだ
待ち合わせは、駅のマックの前
休みということもあり、人が大勢いるだろう
そんなことを思いながら待ち合せ場所へ行くと、見た目に大柄な男の人が柱に寄りかかり
扇子をパタパタあおぎながらヨレッと立っていた
その容貌は、坊主の休日・・・完璧にできあがっていた
・・・あの人に声をかけるのか
以前会った時とはまったく違う見た目だったが、放つ雰囲気は変わっていなかったので
軽く一息を吐き、そーっと後ろから近づいて、やあ!と元気良く声をかけた
「あらっ、やだっ、ヘンなとこから出てきて!」
だって地元だもーん
なかなかふっくらとして貫禄まで出てきているように見受けられた
それから3時間ほどいろいろと話し、そして、いくら話しても次から次へと出てくる話題の途中
別行動をしていた私の彼から電話がかかってきた
用が終わったので、これから合流するというのだ
「あら、久しぶり」
ウフッ、という顔をして座りなおした目の前のお坊さんがカワイらしかった
おそらく、私が3年前に退院した年以来の再会だろう
ほどなく、彼が汗でギトギトになった顔で現れた
この時の事を後になって私の彼は、
「店に入ったら、オヤジしかいなくて、どこにいるのかと思って探しちゃったよ」
坊主頭の後頭部だけ見えた状態では、まったくイメージの変った知り合いを見つけられないのは言えている
3人で過ごしたのは、それから2時間ほど
なかなか和気藹々とした優しい口調が周囲を遠のかせていたりした
ふふふ

5時間も話し続けだった割には、あんがい元気で咳や鼻の具合もイイ
突拍子もない事をしない限り、このまま快方に行くだろう
そんな考えは次への第一歩を待ちきれない、いつもの自分も感じさせてくれた



2004年7月20日 午後 10:27:29


久しぶりの9時間睡眠
やっぱり良く寝ると体が軽い
やや夏バテと思っていたビリーも復調したようで、元気にトコトコと歩き回っていた
なので、快気祝という事でもないけれど、レモングラスをネコたちにあげた

カリカリのご飯を食べられるようになった頃、試にどうかな、と思ってちらつかせたらぱくっとくわえてクニャクニャとしていたりした
ネコは草を食べると聞いていたが、うちの子達は良く食べる
レモングラスに始まり、ラベンダー、ミント、キャットニップ、タイムにセイジにローズマリー
どれもくちゃくちゃとさせている
今日のおつまみ草は太陽に当ってかなり良く育っていたので、あげるほうも食べるほうもヤリガイがあった
冬の間、家の中で越冬させている熱帯性のハーブは、八重桜が散った頃に土間に植え変える
基本的に暖かいところが好きな植物は、寒くてもなんとなく成長を続ける
充実できない季節なので、伸びてもひょろりとして頼りない
霜が降りなくなる頃に情けなくなった姿の植物を日当たりのイイ場所に植える
しばらくなんの変わりもないけれど、ある時からぐんぐんと伸び出す
梅雨に入る前の旱の頃だ
土はすぐに乾き、肥料を欲しがり、太陽のある方へとぐんぐん伸びていき、気がつけばワサワサになっていたりする

このところ、私のいる辺りでは毎日35℃を越え、かなりの厳しい暑さになっている
ネコたちもなるべく涼しいところへとズレて行く
暖かいところと涼しいところはネコに訊け、とはまったくその通りだった
動物も植物もその時折に合った方へと移動して行くのか…

やっと体が復調してきた
来週くらいからは、また自主トレを再開できるかもしれない
旅行から帰って数日後から咳が出て鼻水が垂れてきた
熱はなく他におかしい所はなかったので、多分風邪なのだろう
今は咳もなく、少し膿が混じった鼻水なんかと痰が出るくらいになっている
去年の春に歯を抜いた後、高熱が突然に出たりした
その頃は、SARSが流行っていたこともあり、一応念の為ということで1週間入院したりしていた
結局、白だったが、今回の場合にそのことが頭の中をよぎったりした
病院行こうかな…、でも、暑いから行くだけでそのまま入院しそう…
こんなことを考えているうちに今日になってしまった
情けない・・・
でも、思った
自分の気持ちが休まるところでのんびりして、調子の悪い時には必要以上にがんばらない !
まさに私の座右の銘、「明日でイイことは今日しない」
調子が良くなった今だから、言えることなのかな?

2004年7月17日 午後 11:48:42


また鳴っている
ぽつりぽつり、来ているようだ…
私のいる辺りでは、昨日から雷様の元気がイイ
天気予報で、夕方から雷雨の恐れがあります、と言っていたが
見事に、待ち合わせでもしたかのようにゴロゴロとやって来た
おおお、光った、
昨日の雷雨はものすごかった
よく言う、一転掻き曇り、という状態そのまま
イヤに湿気が立ち、陽射しも強くなっていた
暑過ぎる、そんなことを思いながら空を見ると、今までの青空があっという間に灰色の雲で覆われていく
来る、
直感が走ったので洗濯物を取りこみ、開けてあった窓を全部閉めた
光化学スモッグも出て来始めていたので、その怪しさにはマチガイない
1階と2階、ぴっしりと閉めたその時、どどーん!
カミナリさんがやって来た

20年ほど前になるが、「ポルター○イスト」という映画の中で
嵐の夜、雷光におびえる男の子がカミナリの音が鳴るまでの数をかぞえ、近づいてきたとか遠くなったなどとベッドの中で数えるシーンがある
1、2、3、どどーん
この数が少なくなれば近づいていて、4、5と増えていけば遠のいていくというわけだ

今も鳴っている雷
雨も強くなってきた
私は映画を思い出し、数をかぞえてみたが、その稲光は1個や2個ではない
ピカッとして数えてもすぐにまた別のところで光る
数えてみるとわかるが、閃光が走った瞬間、一瞬時が止まる
それから、1、2と数えていく
その間が、あんがいドキドキする
ゴロゴロどどーん、と来ると、5ねっ、5ねっ、などと微妙に心が騒いでいたりする
ビリーもそんなことをしていたのだろうか…
昨日の雷様がゴロゴロとしていた頃、ビリーはナオミと一緒に2階に来ていた
午後の3時くらいだと、昼寝も2クール目くらいに入る頃合だ
私が窓を閉めるのにドタバタしていたのもあったのかもしれないが、ビリーは半寝半起き状態でぼんやりとしていた
そんな時に、突然、ドンピシャーンッ!!である
こりゃ落ちたぞ、という音がしたのだ
私はあまりに近い音だったので思わず、ううぅ、と小さくうなったが、それよりもビリーがあまりの音に驚き
もんどりうってイスから落ちてしまったのだ
んかっ、
ビリーも訳のわからないヘンな声を出した
私はその一部始終をみていた・・・そして、指をさして笑ってしまった
そのことに気付いたビリー君、何もなかったかのように伸びをして元いた所に戻って寝始めたのだ
ネコもなかなかの役者である

どうやら、今日の雷様は昨日ほどではないようだ
西日が差してきた
雨も上がって、蝉が鳴いている
でも、ちょっとのズレでとんでもないことになっている地域があったりする
地震、雷、火事、オヤジ
ちょっと古いが、いつどうにかなってもおかしくないのだ

2004年7月16日 午後 4:24:07


皮膚科の予約を入れた
足の感染を診てもらうためだが、来週の金曜までいっぱいだった
ちょうど他の外来にも行くので予約をお願いした
どうも血行が悪いと足などはすぐに角質化してしまう
タコ、魚の目、他もろもろになりやすい
なので、角化症治療薬を塗って柔らかくしてみている
白癬の治療でも同じ事をする時があるのでお験しだ
体には、冬と同じ保湿クリームを塗っている
エアコンの風はあんがい乾燥を招くからだ
湿疹もそのおかげか少なくて済んでいる
ただ、痺れがここのところ強い
それまで感じていなかった部分も痺れている
手の指も痺れを感じるので、その分、薬が効いているという事なのだろう

今朝の午前3時頃、ビリーのもどす声で目がさめた
地響きのような、ぐおぐおっという音だった
毛玉が詰まったようで吐き出したのだろう
手で受けようとしたが、ビリーは気を使い床の上で吐いた
ケっと出した後はスッキリしたようで、いつものようにあんあんと言いながら甘えて、私にくっついて寝てしまった
やれやれである
しかし、もう一度同じような音で目がさめてしまった
先ほど吐いてスッキリしたビリーくん、知らぬ間に折り鶴ランを食べていたらしい
2度目のおえおえっをしていたのだ
またかよ、何食べたの
そう問いただす私の顔を済まなそうに見ていたビリーは、申し訳なさそうに床の上で第2段を吐いた
しっかりと緑と白のストライプ柄の葉を吐き出していた
くちゃくちゃとしているビリーを見て、自業自得、などと辛辣なことを言いたかったが、堪えてトイレに行くことにした
1、2時間の内にゲロの音で2度も起こされては眠れない
気分転換なのだ

私はトイレに行くと気分が変わる
トイレは非常に個人的な空間である
たぶん、特別な理由がない限りずっと1人で居る所だ
考え事をしたり、溜息をついたり
用を足す間には、ちぽけな人生が繰り広げられるのだ
踏ん切りがついた後は、きれいにしてオシマイ
水に流しておさらば
気持ちがイイ
私はヘンな記録のひとつとして、5時間トイレに居つづけるという記録を持っている
非公認である
ある春の日に家に1人でいた時、ふと思い立って漫画を数冊とクッションを持ちこみ
飲み物、スナック菓子なども抱えたりして、半畳のトイレに立てこもったのだ
誰もいないし、何か訴えたいことがあったわけでもないが、やってみたかったのだ
いつも座っている便器、立てこもっている間は大切な生活の場所である
静かにフタを閉め、漫画なんかを置いて、よろしくね、なんて言ったりした
バカである
菓子を食べたり持ってきたクッションにもたれたりして、せまーいトイレでなにやらしていたのだ
5時間という記録は、入って出た時の時間の経過から逆算したものだ
そろそろ飽きてきたという頃、普通にトイレを済ませ、この一連の出来事も終わりを告げたが
それまでにはない爽快感を感じたりした
サッパリなのである

こんなことおすすめできないが
何が起因になって新しい価値観が生まれるかわからない
・・・そんな大げさでもない
ビリーの事もあって寝たりない気もしているが、それはそれ、なんて思えるのも
こんな事があったからなのかもしれない

2004年7月15日 午前 12:06:36 イイ気なもんだ


なんて暑いの・・・
死にそう

こんなに暑いと、表になんか出られまへん
何の熱がタマってこんなになっているん…
人の口を開けば、暑いですねー、暑いですねー
わかってるっちゅうねん
・・・どこかの女将が乗移ってしまった

今日の午前中はゆっくりと過ごし、午後からはパソコンの配置を換えたりして案外な汗をかいてしまった
なにしろブラウン管のモニターって重い
コードもタコ状態なので配線を見ているだけで生汗タラリである
なんで暑いと言いながら、そんな七面倒なことをしていたのかというと
今年になってからイヤにエアコンの風が冷たく感じたので、ひんやりとした直風の当らない位置へ引っ越したのだ
あたし、冷房の風って弱くて…
どこぞのおばばが言っていることが、我が身にも・・・である
思わぬ所に寄るモノが忍び寄っているの、かな・・・
ま、しようがないわな
枯れていくのも楽しみましょう

枯れてくるといって真っ先に目につくのは、手ではないか
ふと、蛍光灯やどこかのトイレで手を洗う時の光の加減で、おや?と思うほどシワっぽくなっていたりする
目を疑るようにして近づけると、てきめんにシワの深さに驚いたりしてしまったりする・・・
私もご多分に漏れずそう見入ったりした・・・うちのばあちゃんの手にクリソツ
遺伝子ははっきりとしているものだ、年齢毎の記憶を見事に再現する
次に寄るモノを感じるのは、顔だと思う
以前と比べ、垂れ傾向だ
一部の方にその垂れ加減はウケていらっしゃるようだが、毎日見る鏡の中の自分の顔はもっと張り上がっていたように思う
副作用もあるからコケて張りもなくなり、逆に写真映りが良くなっていると思えば、ついつい顔を左右に振ってふんふんと鏡とニラメッコするというもの・・・
これこそポジティヴシンキングの真骨頂、と言ってイイのかな
次に唸ってしまうのは、色素である
シミは当たり前だが、身体の要所要所の色が黒ずんでくるのだ
黒くなるといえばわかりやすい
・・・そう思いません?
あれぇ、こんな色してたっけー
まじまじと見たりしてしまう
まるで木の葉の紅葉を真似ているかのようだ

こんなふうに点検するようにしていくと、あなたも年取りましたね、と再確認しているようでなんか哀しい
でも、それはそれ、そんなでもそれなりに放つ匂いというか
雰囲気を持った人になりたいものだ



2004年7月13日 午後 11:03:33


12日

彼は土曜日も出勤だったので、その分、月曜が休みになった
日曜と今日の2連休である

土曜の10日は彼の誕生日だった
はやいもので10回も一緒にいられている事になる
この日の特別ディナーはやっぱりミートソース
私の定番だ
これにサラダとめちゃうまの枝豆
すこし私が風邪気味だったのでアルコールはやめにした
タイで何かにつけお誕生日だから、バースディだからと言っていたのだが
やはりこの日も言ってしまった
誕生日おめでとう
真っ黒い顔をした彼がにこりと笑ってくれた

今日は彼が掃除をしまくっていた
換気扇にレンジまわり、お風呂の掃除に車まで洗っていたりした
今年になって2回目の洗車だが、必ず洗った後に雨が降っている
ちなみに今も降っている
頑張り過ぎたからか肩が筋肉痛と言いながら、ナオミとビリーと一緒になって昼寝の真っ最中だ
・・・もう少し寝かせてやろう


11日

雷が鳴っている
最近の天気予報は時間単位で当るようになってきている
予報では、まさに昼時
雨が降るでしょう
局地的には雷の鳴る恐れもあります
当っている



タイから戻って驚いたのは、異常な湿気と暑さだった
今回は○イ航空を使ってバンコクに入り、○ンコックエアウェイズに乗ってその日のうちにサムイ島に行った

この島に来たのは5年振りだ
その頃の私の体といえば、すでにHIV感染していた
エイズと思われる症状もいくつか発病していた
日常的には意識されるような体調の変化はなんとなく疲れやすいくらいで、周期的にその症状もあったりなかったりを繰り返していたりした
そのなんとなく続いていた不調から回復してから行くことになった1999年のサムイ島
彼はひどい日焼けでダウンし、私は原因のわからない下痢で一日を使い切っていたりした
短い間であったとしても環境の変化が影響したのだろう
ギャラリィでも風景しか載せていないはずだ


今回の体調は万全!
足首の痛みと諸々の皮膚の感染を除けば、思いっきり行きましょーっ!!という感じだった
まず、初日は午前3時起きで出かける用意をし、寝ぼけ眼のネコたちに、行ってきまーすと言って5時過ぎには家をあとにした
空港に着いたのは8時過ぎくらいだった
○イ航空は第2ターミナル
いつもとは違う雰囲気で驚いた
なんと言っても人の数が多い
段違いに旅行気分が高まっているのだ
これから行く人、それを見送りにきている人、空港職員等など、芋洗い状態だった
自主的に進むことなどできず、流されるがまま移動するしかない
先に手荷物を宅配してたりもしていたので、とっととそのカウンターにも行きたいのだが、無理・・・
結局チェックインカウンターまで30分かかってしまった

気がつけば財布の中身はお札が何枚かしかなかった
ATM行ってもイイ?
・・・この言葉を言って暫し後悔
現金自動受払い機のオープンは午前9時からで、それを待つ人の列も・・・だった
何人待っただろう
3台もあるのに列がなかなか動かない
要領の悪い人もいたりして埒があかない
年齢を重ねた人ならばわかるが、若い人に至ってもそうなのだ
まったくそんなにいっぱい出してるのかねと、ちらっと遠くから見てみたら、千円札が何枚か・・・
もうお手上げだ
オープン前から並んだにもかかわらず目的を達したのは20分後
もうこれは何かのお告げなのだと悟った
「急ーぐでぇなーい」
どこからか聞こえた気がした

それから一休みも兼ねて薬を飲み、軽くゲップをしながら周囲の様子を眺めていた
まったくよくもまあ、こんなに人が集ったもんだ
だらだらと蠢く人の群、その数だけの人間模様が見えてしまう
オバ様方はどこに行って何をしても固まり、行く前から手荷物などで3つ4つ肩や両手に荷物をぶる下げている
あんなに荷物を持ってどこに行くのだろう、いや、帰るのかもしれない
それにしてもあの流暢な日本語、いや、何世かの人かもしれない・・・
つい考えてしまう
オジ様方もぱっと見に汚い色合いのコーディネートで決め、すでに赤い顔をして大風呂敷を広げている
若い方々なども普段しないような井出達で、どこぞのパーティ会場にでもいるかのような雰囲気だった

「混雑が予想されますので、お時間のある方は早目早目の行動をお願いいたします・・・」
案内の放送が流れた
そのタイミングときたら私達の行動をどこからか見ているかのように正確な間なのである
誰が急ぐものかっ、2度も同じようなことにもなると猜疑心が生まれる
それまでの足取りも大幅にゆっくりとしたものになるというものだ
「・・・ねえ、混んでるみたいだから早く行こ、」
柄にもなく彼がそう言う
・・・彼に言われたらもうダメである、すぐさまセキュリティの列に並んだ
そして、ここでもそう、要領を得ないというか、空いているところに並ぼうとしない団体の方々・・・
それに疑いもなく追随するその他大勢・・・
イミグレーションを通過した時、何かが切れる音がした
あの日あの時、イミグレの前で何やら興奮している男を見かけた方、それは私です



さて、それからはスイスイと事は運び、6時間後にバンコク国際空港、ドムアン空港に着いた
飛行機のドアが開けられ人が出口へと流れる
客室乗務員の方々が口々に、「Sawatdee khaa, Sawatdee krab」などとお見送りしてくれる・・・
この会社のシートは座りやすい
適度に硬く背もたれも自然に寛ぐことができる
機内誌も充実していて飽きなかった
お食事にはグリーンカレーが出たりして、私も彼もホクホクである
お代わりっ!
乗っているクラスを間違いそうになった
止めだったこともあり、タラップを降りてバスに乗りこむ
この湿気とこのニオイだ・・・
バンコクにいる実感を得る

国際線ターミナルから国内線への移動を歩きで行くとするとナガーイ通路を行くことになる
ハンパじゃなく長い



スキップをしたりツーステップをしながらいったとしても、途中でくだらなくなりやめてしまうこと請け合いだ
なので、この通路の始まりにある○ァミリーマートで飲み物を買い、その並びにある食堂をひやかしながらいくと気が紛れてイイかもしれない
正味10分くらいで着いた国内線ターミナルは時がゆっくりと流れている感じがする
見なれない航空会社もあったりするので楽しい

早々と4時間前にチェックインしたので丸々時間が空いた
国内線ターミナルは、昔には国際線のターミナルだったがやはり規模は手狭という感じ
食事をするにもなんとなく物足りない気がしたので、国際線の方にあるエアポートホテルで早めの夕飯をとることにした
ということは、あの長い通路を行く事になる
イイ運動だねー、などと言いながら来た道を戻ろうとすると一台のカートが止まっていた
運転するのは空港の方、ニコニコしながら私達を見ている
乗ってもイイ?
日本語で訊くと、「Ok, ok.」と繰り返した
この方、なかなか楽しい方でクラクションの代りに自分で声色を使ったりする
スピードを出す時にも、「ウィーン」などと言うので、私も同じようにマネをしたりした
「Where are you from, Japan?」
お決まりの事を訊かれたので、はい、と答えると
「お元気ですかっ」と尋ねて来たので、元気でーすと答える
「Do you know Thai language?」などと言うので、さばーいでぃーまいかっ(ぶ)と言うと
「さばーいでぃ」と驚いた顔をしていた・・・あなどるなよ、ふふふ
行きに感じられたナガーイ距離はそんな事をしているとほんの数分に感じられる
そして、それからサムイ島に行くまでの1時間をエアポートホテルで過ごす事にした
そのホテルは鉄道駅に隣接しているので駅舎なども眺められ楽しい



食事も美味しかったりするので何度か泊まった事もあった
早めの夕飯とは言うが、これから乗る予定の飛行機でも食事が出るのでつなぎプラスのメニゥを選んだ
ワンタンヌードルスープ
ワンタンばかりではなくいろいろな具の入った汁ソバだった
紅茶も頼んだが、とても美味しかった
セイロンを頼んだのだ
今回の旅行のキーワードは、血液さらさら
何やら一日に600ccの紅茶を飲めばサラサラ効果が期待できるとテレビでやっていたのだ
この日はタイまでの飛行機でも紅茶を頼みつづけていたし、このセイロンでノルマ達成である
ポットに入ってきた紅茶を飲み終える頃、空もだんだん色を濃くしていく
三度あの通路を行ってサムイ行きのプロペラ機を待った



ボーディングの時間になっても一向に動きがない
ふと思い返してみれば今日は19時間も起きている
という事は、寝る時間があと5時間しかない・・・



そんな計算の合わない逆算をしていると、用意ができたらからバスに乗れと簡単なアナウンスで指示された
派手派手しく装飾されたそのバスはまるでどこかのパブのような内装



適当に客を乗せたバスは真っ暗な空港を走り、これまた銭湯の絵のような飛行機の前に止まった
実質乗っている時間は1時間もない距離だが、しっかりと食事が出される
それが売りの航空会社なのだ
乗りこんだ時はにこやかに挨拶してくれた乗務員の人も、いざミールサービスの時は鬼気としている
おしぼりを手渡され飲み物と食事、再び飲み物のサービスをして回収
カートにしまう頃には機体も下がり始めているのでプチスリリングな職人技だ



飛行機の外は爽やかな風が吹いていた
島の風だ
ここでも降りてからはカートでの移動だ
相変わらずの南国基調の絵が施されている
スイスイと運転されるていく移動中の風が心地良かった
空港からはホテルの送迎があるはずだったが、そんな人はまるで見当たらず
しかたなく空港リムジンで行くことにした
といっても、乗合バスだ
荷物も他の乗客分があり、私達のは乗り切らないので荷台にホイっと放り投げられたりした
着くまでに残ってるとイイよね
そんなことを車中で彼と話したりした
タイには制限速度がない
カーブであろうと直線であろうとガンガン飛ばす
子供であろうと老人であろうと誰でも飛ばし屋だ
くいっくいっと曲がるカーブ、体がワイパーのように揺れる
空港周辺から市街地に入るとさすがに混んでいるので飛ばすことはなくなるが案外なスピードだったりする
そんなレーシングゲームを楽しんで、サムイでのお宿に着いた
・・・荷物も残っていた



そこは日本語で言えば、「中央ホテル」
デパートが経営しているお宿である
白が基調になっているイイ感じのホテルだ
チェックインもロコっぽいやり取りで好感を持った・・・が、部屋に問題ありだった
G、グラウンドフロアーから階段を降りて、この降りてが良くないのである
このお国柄、湿気っぽいのだ
床もベッドもタオルもペタっとしている
それに部屋全体に湿度があるようで、なんともいえないカビ臭さが充満している
その事をお部屋係のボクに言うと、「はーい、あした上の部屋が空くからチェンジしまーす」と言う
着いた日1晩だけの我慢と思い、ペタッとした部屋のエアコンをガンガンにつけて寝ることにした


さて、明けて次の日の朝は異常な空腹感で目が覚めた
腹へったよぉ、腹へったよー
早起きの私が彼の耳元で連呼するこの攻撃にはあまり効き目がないが
せっかくの旅行でせっかくのタイ、と言うと寝起きがイイ
ちゃっちゃとシャワーを浴び、一気に髭を剃り、できあがる
ここの滞在中、朝食はBuffet、バイキングだ
今までいろいろなところの朝食を食べたが、ここのはベスト5に入るくらいの味だった
品数は多いほうではないが、無駄を感じさせない
アジア物と洋物の割が半々くらいで飽きが来ない

座席の数が多いのでゆったりとした解放感がある・・・など、食べる側からは居心地の良さを感じるのではないか
しかし、サーブする側はあんがいシビアなのではないかと思われることがいくつかある
まず、日本人には厳しい
着座するところからナプキンの扱い、食べる作法に到るまで、見ていないようで見ていたりするのだ
まあ、これはしかたがない
今回も歳を重ねた男女の団体日本人御一行様がいらしたが
その傍若無人振りにはレストランスタッフ同様、私達も辟易した
サンダル、ホットパンツにシャツを突っ込み、首にタオルを巻いてガハガハと大声での集団行動
卵のオーダーに到っては、1人がオムレツと言うと皆オレも私もと同じものを大声で連呼する
中には、出来上がった物をその場で立ったまま食らいつく人までいたりした・・・こんなのを見ては、スタッフもそう心得るに違いないのだ・・・
私の彼が朝っばらからステーキを皿にのせて来た時の事
きちっと椅子を引き寄せ、ナプキンを膝の上に載せ、ナイフとフォークを使って左から切り分け口に運んでいるのをサーブの女性が見ていたらしい
すると、「Would you like more coffee?」と、ニコリとして注いでくれたという
そして、もうひとつ
日本人には愛想がない
これも仕方がないのだと思ってしまった
まず、席に案内されて何も言わずに着席
メニゥを手渡されても何も言わない
オーダーでも下を向いて「ありがとう、お願いします」を言わない
サーブする者として注文された物をセットしても何も言われない・・・
これでは、基本的な人と人のやり取りができないのだと思われてもしかたがないのだ
私と彼はできないながらも知っている限り単語を使って会話しようとする
すると、人によるが相手も分かってくれる
あるいは、理解してくれようとしてくれたりするのだ
この事は、国外ではなく、国内、日本にいる時も同じなのではないか・・・そう思える時も多々ある
お客様根性はイイ加減にした方が良いのだ
 えっ!?

腹もいっぱいになったので薬を飲んでから、いざビーチである
先にベンチを確保するためにタオルを敷いてしまい、ゆっくりと用意をしてからの登場だ
私と彼は5月に買ったHOMのビキニを身につけて海にソロリと入っていった
海は去年10月の渡嘉敷島以来
サムイはチャウエンビーチの緩やかな入り江の波は気持ち良かった
午前中の数時間、何度か海までの往復をしたりした
海に入ってはポカーンと浮かんで青い空を見上げ、太陽にさらされる
ビーチに戻ってはベンチの上でぢりぢりと南国の太陽に焦される・・・
至福だった



のどが乾いた頃、物売りのお兄さんがやってくる
真っ黒い顔に真っ白い歯をぎらぎらさせて、どれがイイと訊いて来る
アイスティと水を選びお金を渡す・・・50バーツ
約150円くらいだ
ふたりして一気にそれを飲み干して、彼が言った
「あっついから散歩しよ」
ビーチの端から端までを往復してすっかりサンバーンだった・・・

昼飯時に部屋に戻り、ふと鏡に映った自分を見ると真っ黒だった
飲んでいる薬の副作用の可能性大なのだ
色素沈着し易いことが、一見イイ色に焼けた状態を作り出す
そして、サンバーンもしっかりしているので赤黒かったりする
2日目にしてタイ人化が始まった



3日目もビーチである
ただ、この日は運動もしようという事になったので、何年振りかのマシンジムをした
ここのホテルのジムはちょっとした離れにあり、ヘビーユーザー用とライトユーザー用に分かれている
3面ガラス張りで表から丸見え、外光が取り入れられているので非常に明るく開放的で気持ちイイ
ヘビーはウェイト中心、ライトは有酸素系中心という具合
私達はこのヘビーを専ら使ってのトレーニングをした
しかし・・・だ、私は自主トレをしていたからなんとなくでも使えたが
彼はそれまで腹筋を10回、腕立て10回くらいの超軽い運動を旅行前1週間くらいした程度
何かない筈はない
マシンでは、腹筋系2種から始まり、背筋、腕の運動2種、ラットプルにバタフライ…等
案外な充実ぶり
クエン酸やブロテインも持参したので、飲んでいたほうがイイよと言って飲ませたりしていたが
長年の運動不足にはそんな一時凌ぎ、意味がなかった
マシンを終えた後、私がビーチに行こうかと言うと、「卓球しよう」と、彼が野外に据え付けられた卓球台を指差して言った
彼に言われるとダメである
パンパンに張った体で小さな卓球のラケットを握り、すこーんすこーんとミニラリィを始めてしまった
モリモリと盛り上がった体から繰り出されるどうしようもない打ち合い
傍目にはおかしな中国人が卓球しているように見えたに違いない
30分くらい粘っただろうか、それが効いたのだろう、彼はサンバーンの上、その日の夜にはひどい筋肉痛にもなり
ベッドの上では身動き取れないほどだった
もう・・・



3日目のビーチ登場はお昼前になった
卓球で白熱したこともあり、部屋で水着に着替え、あらかじめ日焼け用のオイルを塗って行った
どことなく黒光りした体が叉焼のようにも見えた
お昼近くともなると太陽はかなり上にいて、その火力も「強」くらいなのではないか
ウエルダンにされそ…
やや焼け過ぎた彼は少しゲンナリとして、日除けのパラソルの下で寝そべっている
私は海を見ると入りたくなるので休まずに海水に直行する
頭までどっぷりと浸かって音のない世界にひたる…
顔を水面に出し目を開けると、ぎらんぎらんの太陽がそこにいた
久しぶりのマシンジムと卓球で火照った体が冷まされ、ぬるめの海水でのクールダウンはこの上なく心地良かった
だらだらとビーチに上がり、一口水を飲んだらお腹が減っているのに気がついた
ねえねえ、お腹減ったでしょ
彼に訊いたが唸るような声がしただけだった
とうもろこし食べる?
「うーん」
昨日、飲み物を買ったお兄ちゃんがニコニコしながらコーンを振りながら私達を見ていた
私は20バーツ札と10バーツコイン、そして彼に内緒で500バーツ2枚を握り締め
まるでニンジンをぶら下げられた馬のように皮をむかれたコーン目掛け、ずっこけながらもパタパタと走って行った
ぬんぐかっぶ(1本ね)
「2 person, 2 corn.」
あの人ね、いらないからぁ、1本でイイの
「I see, I see.」
ははは、?ナニぬってんのー
「? Butter, butter.」
ああ、バタアね、塗りながら焼くんだ、イイにおーい・・・でも、ここあっつい
七輪の風下に○ンコ座りをしていた私はモロに熱気をうけてしまったので、カニのようにしてお兄ちゃんの隣に移動した
ねえねえ、ここでモノ売っている人達って、同じ仲間なの? Same group ?
「yeah, yeah.」
じゃあ、親分とかいるの?Is someone called Bigboss?
「Yes, Bigboss Bigboss...」
苦労してるんだぁ…
何故かその後、ふたりして溜息をついてしまった
半分くらいとうもろこしが焼きあがった頃だろうか
大きな布をヒラヒラさせて現れたSame group のサロン売りのお兄ちゃんが近づいてきた
実はとうもろこしに辿り着く前に、このお兄ちゃんに声をかけられていたのだ
赤いキャップに黒いサングラス、日焼けか地黒なのかわからない肌の色から覗く真っ白な歯で私をにまにまと見、「Hey, hey this good.」などとセールスをしてきたのだ
私は前日から目をつけていものがあったので、試に、How much? と訊いてみた
その私の思わぬ反応にサロン売りのお兄ちゃんは一瞬びっくりしてフリーズしていた
「OOOh, come here, come here」
私は食い気の方が先に立っていたので足を止めずにずんずん進んで行った
「Wait wait wait wait, 」
私はこんなにうろたえたタイの人を見たことがない
サロンのお兄ちゃんはすぐさま電卓を出し、4回数字のキーを叩いた
「2500(7500円くらい)」
ダメダメ
首を横に振り、更に足を速めて行った
「Ok, ok, 」
また電卓を4回叩いた
「2400」
ペーーン(タイ語で、高い、高価という意味)よ、ダメダメッ!
たった100バーツだけの値引きではお話にならない
「...ok, you ! 」
私に電卓を渡した
イイ値を見せてみろというのだ
私は4回キーを押した
これでどうだ、1000
「No ! 」
ふーん、じゃっ、いらなーい
「Wait wait... 」
それから何度か電卓が私とそのお兄ちゃんの間で行き来したがお互い譲らず交渉は決裂した
・・・はずだった
こりずに責めてくるイイ根性をしたこのミスターサロン、さっきと違って力を抜いて私と同じようにウ○コ座りをして七輪を囲んできたのだ
「...」 ← もう一度電卓を叩けというように私に電卓を渡してくる
私もこりずにさっきと同じく、1000と見せた
「Haaa, ok.」
折れた
1000バーツでゲットである
「Ok, I'm pack in.」
そういうお兄ちゃんの後姿から少し哀愁を感じたのは、きっとビッグボスがいたせいなのだろう
焼きあがったとうもろこしを掲げ、ダブルベッドのカバー並にでかいサロンを抱え
ふたりにそれぞれ、こぷくんかっ(ぶ)と言うと、会った時と同じ白い歯を見せ手を振ってくれた
こんがりと焼き色のついたコーンはたっぷり塗られたバタアでてかてかに光り、まぶされた塩が食欲をそそる
ねえねえ、買ってきたよ
「イイにおーい」
そう言うと彼はすぐにかぶりつき、ウマイと言いながらポリポリ食べていた
あの時のコーンの味は少ししょっぱかったが、その時に一緒にいた彼らのことも思い出させてくれる

滞在2日目にして移動した新しい部屋は快適そのもの
3日目、4日目と過ぎて行くのが惜しいくらいだった
天井からはファンがぐるぐる回り、エアコンもカビ臭くない
タオルやシーツも湿っていないので実に心地良い
旅行に行った時、気にそぐわない部屋に通されたなら、変えてくれと一言言ってみるとイイかもしれない



今回、珍しく夕食を2日続けてイタリアンにした
何故ならタイの田舎の方にあるイタリア料理屋は旨い店が多い
サムイはヨーロッパからの旅行者が開拓したといってもイイくらいヨーロッパの影響を受けている島だ
他には、プーケットやピピ島、クラビーなどもヨーロッパ方面の店が多い
そして、いずれも旨かったりする
最初に行ったイタリア料理屋は、メインの道から脇に入ったところにある小奇麗な店だった
得てして脇道にあるところの方が静かでサービスも良く、しかも美味いのだ
私達は風の通りの良い席を選びナプキンをひろげた
「ぼなせーら〜」
少し張りのある男性の声がむかえてくれた
ここでは、ジョバンニと呼ぼう
そのジョバンニ、物腰が柔らかく動きに無駄がない
ブルー地のシャツにジーンズという軽快な井出達で店の中をこまごまと動き回っていた
そんな様子を見ながら飲み物なんかをオーダーすると、店の奥からもう一人の男性が出てきた
ここでは、マルチェロと呼ぼう
やや小太りだがクリッとした大きなお目目が印象的で、指先の動きが素晴らしくしなやかだった
こちらは抑え気味の色使いのシャツとスラックスで接客をする
両者とも見事に輝く笑顔で客の要望にこたえ、甲斐甲斐しく世話をやき、従業員には目配せで指示を送るのだ
同じ匂いを感じる、居心地のイイ店である
頼んだパスタやピザなどは信じられないくらいに旨かった
ニンニクのイイ焦げ具合にちょうどイイ塩加減、トマトの酸味の生きたパスタは一度も手を休ませずに平らげてしまった
ピザなどは絶品で、約35センチ径の大きさでも飽きることなく完食である
チーズの程好いクセがマッシュルームに良く合い、アンチョビーの塩加減が中毒を起こさせるのだ
一気に食べた後にやって来たジョバンニ、「Everything OK ? 」
彼の顔をのぞき込むようにして確認する
もちろん、グーよ、うまかったー、ディマイディマイ、ボーノさーははは
だらしのない答えをしたが、気持ちは通じたようだった
パスタにピザに飲み物ふたつ、500バーツくらいである
「御の字」
彼が太鼓判を押した
チャウエン通沿いの黄色い看板が目印のお店である

サムイでもなんやかんやと買い物もした
Tシャツは土産も含めて8枚くらい、サンダルにサロン3枚に銀の指輪数個に彼のピアスにサングラス
1袋50本入り10バーツの綿棒3袋に肌につけるとスースーするパウダーなど
大した物ではないが、一つ一つに思い出もついてきた
2人ともサンバーンでヒリヒリさせながらも楽しい時間を過ごす事ができたのではないかと思っている
おまけに彼は筋肉痛でロボットのようだったが、いつも笑っていてくれた
島を離れる時はいつも寂しい
滑走路を飛び立ってから陸地が見えなくなるまでが速すぎる
サムイの木や土や海や空気が、あっという間に遠ざかってしまう
ああ、また来たいなぁ
彼の口から並べられた言葉は音符のようだった

さて、バンコクに着いたのは午前9時過ぎ
ここで一泊してから日本に戻るのだ
お宿は、ショッピングセンターとして有名なマーブクロングセンターの裏にあるホテル
ということは、買い物天国なわけである
まず、部屋についてからカーテンをザザーっと開けると、シーロム辺りが一望できる絶景が広がった
手前にはナントかという大学の広い敷地がのぞめる
そのまま目線をホテルの下に移すと競業用とも思える四角いプールがある



・・・ん?
思わず目を見張ってしまった
泳いでいる人、ベッドに横たわっている人、歩いている人、すべて男なのだ
それも全員ビキニスタイルの水着…
はやく行こ、はやく行こっ!
気ばかり焦り、スーツケースがまだ部屋にとどいていないのを忘れていた
このホテルには、会員制のスポーツクラブが入っており、その人達がプールも使っているわけで
ある種の特別なところではないのだ
スポーツクラブに来る人達がトランクス型の水着を身につけるわけもない
当たり前の光景が広がっているというわけだ
それまで毎日入っていた水に入っていないこともあって
荷物が届いて一通りの片づけが終わった後のクールダウンも兼ねプールへと向かった
建物の中から表へ出るとむっとするような湿気が体を包む
太陽は相変わらずのぎらぎらで照り付け、ひりひりする体をいぢめる
すでに使われているプールサイドのベッドには男たちがひしめき、やや意味深な空気が立ち込めていた
しかし、その反対側には家族連れや女性のグループなどもいて、思ったほどのことでもない
さっそくに火照り切った体を水に沈め、すいすいと水面を平泳ぎで滑って行く
・・・が、なにかが熱い
なんともいえない重圧を感じるのだ
あまり気にしないようにしよう、そう思い彼と何往復かしてプールを出た・・・
まだ熱い
日焼けと太陽のせいかな…
どうもちがう、そう、やはり視線だったのだ
鼻が利くというのだろうか、類はナントかである
妖しい気を放っていたのは兼ねてからの男達からのものだったのだ
「やっぱりね、」
彼も私も胸に手をあて納得したのだった



昼食を食べにその妖しいプールを後にしたのは正午過ぎ、人出も最好調な時だった
どこの売り場に行っても人人人
こんな時は紛れてしまうのが一番イイ、Tシャツに短パン、サンダルでウロウロするのだ
だらだらと歩きぼんやりといろいろな店を眺めて行く
話し掛けられたとしてもタイ語か英語なので、日本人とバレルまでタイ人か中国人の真似をする
日本人とわかった時の店員さんの反応も楽しんだりして、失礼ながらも和気藹々と関係を深めたりするのだ

日本に戻ってからいつもタイの事を思い出す
熱い空気
いっぱいの人、いっぱいの車
青い空に白い雲
滝のようなスコール
夕焼けでオレンジ色に染まる世界
そこにはいつも彼がいて、笑って私を見てくれている
その思い出に現れる何人ものタイの人々・・・
この人達とも、この国ともいつも一緒に生きているのだと
私は感じている



後からわかったことだが、○イ航空で飛ぶマイルは、いつも使っていた航空会社のマイルよりも10マイルほど多い
イイ感じに乗ってこられた上、マイルも多い
次も○○かな・・・
あの混雑を避ける方法に苦慮することになるが、乗ってからの快適さには代えられないかもしれない



2004年7月12日 午後 5:50:55


季節は秋に向かってまっしぐらという感じだ


7月1日の夜撮影

梅雨の鬱陶しさは感じられず、運動会でもしたくなってしまう
今朝は彼を送り出してからバジルの植えつけとコスモスの種まきをした
昨日から用意してあったので、腐葉土と肥料を漉き込み、植えて播いて水やってオシマイ


蜂の家作り&子育て

次は鉢植えを移動したり剪定した枝をゴミに出すので袋に入れたりする
余計なところから伸びている草などを取り、全体に今日の分の水遣りをした
つい先日彼が植えたゴーヤーは私の背を越して彼のお父さんが作った棚にからみつき
これから訪れるであろう真夏の陽射しから蘭を守る日除けとして、もうその役割を心得たかのように髭蔓を四方に張り始めた
ふうっと、一息吐いて臨む太陽はギランギラン
今の季節は朝の光といえども案外きつく、一連の作業では薄っすらと汗をかくほどだった

 

さて、朝食である
旅行の前の冷蔵庫の整理だ
冷蔵庫の扉を空け、野菜室を見下ろし、適当にみつくろった献立は、パスタ
そうと決まればパスタは一気だ
バーと洗ってざくざく切って熱湯の中にパスタを入れ
ニンニクと唐辛子を炒めて具材をバンバン放り込み、茹で上がった麺を入れてからめればできあがり
他には、ヨーグルトにはちみつと、Chaba のオレンジジュースだ
家中を追っかけこで暴れるネコたちを眺めながらの腹いっぱいメニゥだった
パンとバナナもあったけど到底無理なので昼食にまわすことにした

さて、次
ネコたちのブラッシング
かんかんと照りつける陽射しの中での作業だ
ネコたちにはこんな強い日光は必要ないので軒下、私は背中に陽を浴びながら上は諸肌の短パンイッチョ
日焼けを狙っている・・・
スタートだ
グローブ型ブラシで、さちこ→あおい→ナオミ→ゆき→ビリーの順でイイ子イイ子の要領でかけていく
別に順番は決まっていないが、最後のビリーだけはいつも同じだ
なぜなら、彼はデカイ
他の子に比べて一番のデカちんなので、ブラシをかけるには距離があるからだ
当然、面積も広い
はじめから大物をやってしまうと後が等閑になってしまう
何はどうあれ、やっぱり男の子なのだ
デカネコだった雄ネコの父の血統を守っているのだ
ビリーのお尻をポンと叩き、家の中に入れて一息つくと私の体はネコの毛だらけ
体からネコの毛が生えているのだ
この状態、人によっては、「疳の虫だ」と、思われるに違いない
体から発する熱気に翻弄されるネコの毛はまさに、かんの虫その物
とりあえず、今日の収穫であるネコたちの毛をコロコロと手の平で丸め
それをぢーっと眺めていたあおいにお手玉みたくして見せつけて
部屋の遠くへとそれっと投げると、脱兎の犬のようにして追いかけて行く
ひとしきり突ついたり咥えたりして満足すると、また私のところまで戻ってお次を待つ・・・
それを4回
4個分の毛が取れたわけだ・・・私の体の分は別
ネコたちもそれだけの毛がなくなるとなんとなく小さく見えたりする
体中をいじられてすこしアンニュイにもなっているようだった



旅行の用意は残りわずか
彼が帰ってからする事もあるので今はインターバルっぽい
太陽もずいぶん傾いたので家の影が隣の家の屋根を覆うほどに伸びている
明日は3時起き、いつもより早い
ネコたちともちょっとの間、はなればなれになるが
暗いうちから始める用意に、まず誰が気付くのだろう



2004年7月2日 午後 4:45:31


7月
今ではあまり聞かれない下半期のはじまり
持ち越しなのか、依然続く暑さと湿気だが、風はとても爽やかに吹き流れている
じつに爽快で気持ちイイ


先日、友達と電話で話したが、あらためてイイ人なのだという事がわかった
その人は私と彼についての事を私から聞かされ、いつも冗談交じりに「別れなさい」「離れてしまいなさい」などと言っていた
そして先週、その言葉に慣れていったいつもの電話では、いつもの嫌味が始まったと思っていた
はいはい、そうしちゃおーかー
イイ加減にもそんな事を口にしていた私だった
それにしても、会うたびに同じ事を言われるので真面目に言っているのか、それとも・・・なのである

今月は彼の誕生月なので、誕生日休暇がある
それを利用して旅行に行く事になっている
そんな事も電話で話題になり、いつしかまた「別れなさい」と同じセリフが繰り返されていた
ところがだ、そんな事をひとしきり言った後、何気なく言われたのだ
「Hいっぱいしてらっしゃい」
うん?
Hいっぱいしてらっしゃい?
・・・
ははは、じゃゴムいっぱい持って行かなきゃネ
「そうよぉ」
ははは
「フフフ・・・」

いつもとちがう言葉のはずが、同じ事を言われた気がしたのだ
いつも聞く言葉がちがう言葉になって同じ事を言っている・・・そんなことに気がついた

春先からひどい鬱に苦しんだその彼はやっとコントロールして自分を立たせている
つらい事を数多く経験してきた彼だから、真っ芯に物事を捕らえているのかもしれない
そんな彼から投げられる直球は、ある意味で脅威になるのだろう


今日の午前中、スーツケースを宅配してもらった
上でもあるように、今週末から旅行に行く
彼との・・・、何回目の旅行だろう
行き先での予定などを彼に訊いたりしたが、特に何なも考えていないらしい
ここ数年の私達の流行では海に行ってシュノケをする事だ
足がつく所から水深10メートルを越すような所まで、国内国外では必ずセット一式をもっての旅計画が普通だった
「中2日だから、がんばっても疲れちゃう」
こんな事を言っていている彼だが、荷物には一応セットを詰めておくようにとの指示があった
そんな彼の口ぶりに意外な一面を感じたりしたが
思い返してみれば以前よりも静かに段取りを踏み、整然と計画を決めて行った彼もいたのだ
これは私ひとりの合点なのかもしれない、
一緒にいられることも一緒に何かする事も、それが当然なのだと思い、感じられたのだ・・・
時が満ちてくるという比喩は、その生きている過程でその身に訪れる事を象徴しているようだ
私は、その時を一身に享けている
今、彼と会った年よりももっと強くそのことを感じられている



2004年7月1日 午後 5:30:17