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先週来た、申請
月曜の午前中に行ってきた
前日、関係書類について父に電話をしたら一緒に聴きたいことがあると抜かし、しぶしぶ駅で待ち合わせをして役所へと向かう
薄っすら寒い風は吹いていたが、真冬のそれには程遠く感じられる
ダウンにネルシャツ、それくらいで充分温かい
しかし、父は寒い寒いを連発していた
当たり前である、トレーナーにジャンパーを引っ掛けただけの軽装で風の強い終冬をやり過ごすのは難しい
言っても聞かない性分は身をもって体験したとしても変わることはないだろう
さて、各窓口は意味もなく並んでいるように見え、役所というよりも、かなりラフな銀行という雰囲気がした
担当の職員さんは他の相手をしていたので、その順番を待っていた
父は何度も会ったことがあるようで、「あの人、あの人」と満面得意そうにしている
大きなバランスに勝てないタイプ丸出しである
申請自体は職員の方の配慮なのか、なんとなく周囲に気を使いながら進んだ
そんな状態に、自分は少し発言を抑え身を引いてやや傍観するようにしていた
するとどうだろう、父は言いたいことを言いだしたのだ
「いえね、(感染という)事が事だけにみんな悲観的になってるんで、普段からなんですよ、みんな」
十派一絡げで一を知って十を知るを演じている様子に辟易した
今年4月から執行される、自立支援という名の付いた制度だが
2005年12月辺りに国からのお達しで各都道府県に行き渡っていたらしい
申請等についてのやり方は各所に任せ、具体的な状態を把握するのも目的らしい
なぜなら、通院している病院で訊かれたことがある・・「今現在、仕事どうしてるの、税金は納めてるの?」
実はそうのたまった人とは初対面でいきなり席に着く前に口切として言われたのだ
この一年、そのことが何かとよぎる時間を過ごしていたが、今になってみて仕方のないことだったのだろう
課税に見合った医療負担額の上限を決めるために、
生活保護を受けているか
年収はいくらなのか、それを把握できる資料持参
課税状況についても証明書等を必要とする、としていたが、
それらを持っていかなくても簡単に端末から調べ、あなたはこの辺りですね、と言われるようになっている
申請書は写しをいただき、後日お知らせが届けられるようだ
それでは宜しくお願いいたします、有難う御座いました、失礼します
深々とお辞儀をし、顔を上げたときに目が合うようなタイミングでその場を後にした
一通り言いたいことを言ってスッキリとした父は頻りにタクシーを探して息せき切っていた
憐れなほどに浮き足立っていた・・
しばらく続いていた背中の肉離れは痛みの余韻を残すくらいでイイ感じになっている
動作に合わせた痛みもそう酷くないし、炎症ではない、やはり雰囲気で痛いだけの感覚なのだ
となると、動かずにはいられない
普段我慢していた動きで家事をし、避けていた右腕への負荷もなんとなく掛けてみたりした
そんな時々、耳元で囁かれているような声を思い出す
「あんたねー、もう若いときと同じじゃないんだから、気をつけなさいよー」
40代になっているその人の一言は、案外重みを感じる投石のような波紋を残し、
無茶すると後がタイヘン・・・なんていうオヒレを自分でつけた格言のように響いてくるようになった
これもまた仕方のないことだ
加齢は誰にでも訪れる・・
でもなんとなく、まだまだなんて思っていたりして、今年のk1さんは少し頑張っちゃうかもしれない
さてさて、久しぶりに夕飯など食べたものを残しましょうねー
豆腐と豚ばら肉と上のキャベツで作った炒め物
久しぶりのナポリタンとカプリコーンみたいなの
こーゆーのも食べましたねー
たまにはイイよね、水菜とセロリと焼いた油揚げのサラダにたこわさ
これですが、ピーナッツのフレークに何かをコーティングしてからきな粉をまぶした和菓子
季節限定でばか旨
厚切り卵のちらし寿司、ご飯が見えませんね
フレークになっているカレー粉で作ったカレーライス
油を少なくできるのでイイです
知る人ぞ知る、めんこ・・・?
湿疹が酷くなってきたので泡盛に合う突き出しシリーズ
小松菜のオリーブオイル胡椒和え
買ってきたおからさんの炊いたんと桃屋のメンマ
今年の正月、風邪ひいて味の分からなかったソーキ汁を作り、やっと歳越した気分になる
右はその翌日に作った蕗の金平、甘辛で旨かった
さて、食後にナオミは頭で一服
春雷もなく、季節の変わり目に見た西の空
そうこうしている内に春は間近いのかも
そうそう、生牡蠣にあたっている人が続出みたいです、気をつけてね!
2006年2月28日 水曜日 23:58:48
一週間というのは、あっという間で、たまに時間の感覚を失いそうになる
気が付けば明日は土曜
何をしていたのか、記憶にないほどの速さだったりする
でぇもぉ〜今夜は少し気持ちのイイ夜になっている
彼と待ち合わせをして帰ってきてから軽く夕飯を作りながらビールなどを飲みしていたら久しぶりにグラグラに酔ってしまった
普段泡盛をぐびぐびしても顔色変えずにガハハでいるのに、へん
女子フィギュアの、これはスゴイぞ金メダルシリーズを何度見たか分からないくらいに酔っている
ネコたちもちょっと違う様子を眺め、いつになくオネダリするように甘えてくる
さすが飼い主に良く似ている
・・・たまにはイイよねぇ
そんなんでどう?
さて、今現在試験的に進めているものがある
時間の頃合を加味してできる限りの可能性を見ようとしている
公開には今しばらく時間を置こうと思っている
大したことではないけれど、一個人のできることはしておきたいとも思っていたりする
周囲の方々からのあたたかい励ましも、かなりの力の源になっていることに尋常ではない感謝を抱き、そして何かの形にして残しておきたいとも思い、始めた
・・・正面を向いて、流されない足元の確かさと豊かさに思いを馳せ、どうにも生き難い世の中の何かに問い続けていこうと思っている
2006年2月25日 土曜日 0:47:15
たいへんに、ご無沙汰
体調を崩していたとか、他何かあったわけではないけれど、貧乏暇なしである
昨年までのバランスと、今年からの具合が違っているし、これから変わる情勢に自分だけではない慎重な意識の流れまで加わり
生きることへの対処や考え方を持つ間が必要だったのだ
吸収して流す作業では、到底追いつかないのである・・・
自立支援法
どこかで聞いたことがあるかもしれない
此処で細かく説いている時間を見つけられる機会はとても難しいと思うので、自分自身に降りかかっていく状況を伝え、それに換えられればイイと思っている
まず、今日になってやっと申請書が届き、その薄っぺらな文面では、今月いっぱい、つまり来週中に申請に来いっというのである
自らの状況をおそらくこれではないかという判断でしか申請できない書面
気持ちはともかく、何よりも先立つものが無いと何もできないということなのだろうか・・・
通院している医療相談室のスタッフからは、
「自立支援といっても、そんなもの何もないから、」と、
さらりと言われたりしている現状で、気持ちの行き所を失っている人々のいることを其れ以外の人々は知らないだろう
自立支援
何かしてくれると、何かあるはずなのではないかと字面から勝手に感じ取るのは不自然だろうか
これ以上何を望むんだ! という声もある
しかし、その議論はあまりに考えのない次元での戦いでしかない
しかし、それが今の日本の、日本のゲイの一部の人々にある意識なのだ
「反対なら運動すればいいのよ、声を上げればいいのよ」、上の病院スタッフの一言である
言えるものなら言っている
自分自身、そう言われた言葉の中に含まれているだろう軽々しさに去年一年翻弄された感じも否めない
そして、今であっても打ち震えてしまう
多少なりとも言える環境があるのなら、口にする機会を活かせればと思うはずだ
私は、「k1」という名前を借りて何かを口にする機会を得られるときもある
代弁者や啓蒙家と一方的に言われるときもあったりするが、基本は、ある一生を生きている人間に過ぎない
ホームページを公開したときにあった気持ち・・・
「このホームページは、AIDSを発症した人、AIDSの事をもっと知りたい人
そして、AIDSを発症した自分の役に立てばイイなと思って作っています
これで完成というわけではなく、死ぬまで続けられるひとりのHIV感染者の記録です」
これに変わりはない
日本に生きている感染者として、言いたいことはある
しかし、それを口にすることで悲しい思いをする人や怒りを覚える人もいる
そして、自分自身、自分自身の行き場の狭さに日々辛さを感じ止まないのだ
みんなと仲良く一時を終えたいだけなのに・・・・
2006年2月23日 木曜日 23:43:01
今日はチョコレートに関係する日だったようだが、あんまり関係なかったみたいだ
ちなみに、今晩はカレーを作ったがコクを出そうとチョコを入れようと思ったら抹茶味だったのでヤメタ
良いお手前なカレーでは雰囲気は出ない
それにしても、なんとなく口寂しかったのでチョコっぽいものを探したがミント味やクロワッサンのショコラだったりして、生粋のチョコは見当たらなかった
チョコちんすこうも食べちゃったし、ココアでは違う感じがする・・
仕方がないから、いつも買いに行っている台東区のお菓子屋さんに行って、おばちゃんをからかいながら75%のヤツをみてこよう
肩甲骨の肉離れは依然痛いけれど腕を上げたり重いものを持たなければ大丈夫なので動きながら様子を見ている
何もしないで治るのならいくらでもそうしているが、そんな裕福ではないので身の回りのことは一人っ子の特技を発揮しないとならない
小さいときから気が付けば自分のことは自分でしていた気がする
幼稚園のシャツのボタン留め外し競争では一番だったし、小学校の掃除ではいつもフルコース、机運びから箒や雑巾がけ、ワックスがけもしてキレイに並び直していたりした
今からすれば体良く使われていただけな気もする・・
ナントカ委員も大抵の場合、掃除係だったり清掃委員だったりしたが
たまに保健係などをすると、周囲のだらしなさにウンザリして口うるさい母親さながら消毒方法から手の洗い方まで同級生にガナっていた気もする
・・それは今も変わっていないと言われそうな気もする
そして、その小煩さの被害を今一番被っているのは、うちの彼だろう
何かにつけ口を出す挟むなどするから、「小姑みたい」と、正面気って言われることがある
なので、最近はビリーと何やらブツブツ話している姿を見かけることが多くなった
それも、なんとなくしか聞こえないような、か細い声で言っている・・「ねービリー、アレがねこれでね云々・・」
何話してんのー?とは、口を挟めないような雰囲気なので、聞こえない振りをして何かしていたりする
2月14日ねぇ〜
話し相手はk2と空に浮かぶお月さんくらいかねェ・・・・
2006年2月14日 火曜日 23:56:20
13日
今日は通院の日だったので、予てからの右肩甲骨の辺りの痛みを訴えてみた
「やぁーどう身体の調子、風邪とか引かなかった?」
いつものように気軽に尋ねてくれる主治医である
風邪は引かなかったんですけどぉ、そう続けて石みたいだった痛みの経過と肩甲骨の痛みを話すと
「よく痛い中、探って痛みを感じ分けたねー」
(必死でしたから)はははははっ!
「じや、背中の痛みの具合をちょっと見せて、」
医師が背後に回り、自分は背を向け、まるで指圧のようなタッチで痛みの箇所を確かめられた
「・・・ここはぁ、いたい?」
うーん、もうちょっと上ですかね
「ほーほー、じゃこの辺りは・・・」
☆あは☆その辺りですぅ、いでで・・
案外にもちょうど良く入る指の具合はイタギモだったりした
「腕をね、上げてみてくれる」、そう言われるがまま、自然と右腕を上げると直ぐに痛みは背中の右半分に走る
考えられる痛みは2種類と言われていたが、「ああ・・・動かして痛い、体勢を変えて痛いとなると、筋肉の痛みだねぇ」
先月初めから引いた風邪でかなり深く続いた咳の影響も考慮に入れ、肋間筋の肉離れ状態かもという判断になった
・・・道理で痛いはずである
以前、腿の肉離れと腹筋の肉離れを経験したが、いずれも激烈に痛かった
痛みの治まる期間などもそれなりに間を必要としたりした
でも、どの時も安静は一日二日くらいで後は痛みを誤魔化しながら、動きながら治っていった
今回も消炎剤などは貰わず、痛み止めを20回分にして酷い時のみ2、3日続け様子を見るということになった
ほぼ原因も判明し、痛み止めを持っているというだけでも気持ちは楽になる
これでイイのだ
10日
祝日の前というのは誰もが浮かれるのだろうか
どこに行っても人は多く、週の終わりの開放感も相まって一生懸命に遊ぼうとしている意気込みを感じられた
働いている間は何時から何時までと時間を拘束される
大概はそうなのではないだろうか
いくら何かの為とは言え、集約された反動は別の何かへの迸りにもなるのだろう
この週、自分も忙しかった
何かをしながら何かをするというのは精々2つが良い所
つなぐだけで時間は過ぎていった
さて、トリノオリンピックも始まり、何気なく男子スピードスケート500メートルをパソコンで観ている
・・・なんだか、ぴっちりでスゴイ
日本選手は3人滑り終え、残るは加藤条冶くんである
世界記録保持者という立場で、かなり気にされているとは思うが・・・一組手前で波乱が起こり、出番はまだである
整氷のため流して流して・・・上半身をひねったりしている
ウォームアップウェアを脱ぎ、ちょいとダサいスーツで氷の上で待つ条冶クン
左手で鼻の下をこすり、スタートを待っている
屈み、走った
・・・着順は、7位
一度目だ
2度目で・・・がんばれ
と、条冶クンのお兄ちゃんも思っているだろう!
ちょっとだけ気になる、トリノだったりする
2006年2月14日 火曜日 1:03:53
さみーなー
ビリーが言っていた
先夜から降っていた雪は昼過ぎまで残り、太陽は夕方になってからチョロっと顔を覗かせた
今日は時間のあるときにするパソコンの大掃除など、細々と立ったり座ったりして自然にスクワット状態だった
週に一度の刈込などもして、幾分頭も冷えてイイ夜、かなりポジショニングを整えられるようになった気分でいる
右の肩甲骨辺りの痛みは今年になってから引いた風邪の後遺症なのか続いていたりするが
痛いままではイヤなので、なんとなく動かしながら様子を見ることにした
小さいときから右のその辺りは反対側と比べると若干動きは悪く見た目にも胴体に引っ付いた感じになっている
背中で手と手を触るアレも右を下にしてすると全くできない
生まれたときには右に首が曲がっていたようで、父親が小学校に上がるまで毎日ナントかいうクリームを塗ってマッサージしていたと聞かされている
右のかかとも内側に曲がっていたりサイズも一回り小さいので靴選びは少々面倒だ
何気ないときに探してみると案外差のある部分てあるものなのだ
見えるもの感じるもの
身体は基本となっていると実感する
あるからある
今のようにして想像するその先には一体何がどうあるのだろう
年を越してから、何かページをめくるような気持ちは止まらない
いとも簡単に壊れていく普段の見えない形にまで、所謂先の姿を創造しようとしている感じだ
限られた時間の流れで
本当に自分の頭の後ろを凝視する何かまで
鏡の繰り返しのようにして今の姿を追い続けてしまうのかもしれない
2006年2月7日 火曜日 23:11:58
降って湧いた石から回復した体調は相変わらず変化なく過ごしていた
しかし、ちょっとした気の緩みで左手の中指の指紋側を火傷した
何気なーく持った部分は熱くなっていて知らずに触ったら、じゅーっという音がしたのだ
おかげで、この何日か、何をしていても指を立てたまま
F○○k you な状態なのだ
顔を洗っても掃除をしていても、お風呂に入っている間でも・・・っていう感じ
日本人で良かったと思う今日この頃だ
今日の冷え加減は久しぶりに堪えた
朝から今の今までズーと寒いのだ
出かける予定も取りやめ彼と一緒に映画「ウィラード」を観て過ごし、夕飯の材料を買いに出かけたくらいで家に篭っていたりした
ネコたちもバラケ切れず、一日を通して大きな毛の塊になっていた
寒いとお腹も良く減るようで、気が付けば器にカリカリを足していた気がする
この冬で皆良く肥えた
厳しい寒さも感じやすいとはいえ、食べすぎではないかと思うくらいに食べまくりだった
それぞれがそれぞれ重くなり、見た感じも図体のデカイ大ネコ様方御一行である
飼い主である自分自身も良く肥えてきているらしい
先日行ったお風呂での折、とある話の流れからゲイにおける体型についての語らいとなった
太ってはいるけれど筋肉の名残を残している名称
そんなに太ってはいないけれど緩んだ感じ
無駄な肉のない雰囲気
必要なはずの肉を感じさせない瀬戸際な有様など
いずれも個々にらしい呼称をつけられ、時々に変化を見せながら時代に合った巧い表現をかもし出すのだ
それでだ、場に居合わせた各々、何という状態なのか自由に口に出していたりした
一人には、最近エアロビしてるから無駄な肉がなくなってきてすんなりしてるよねーとか
相変わらずで痩せてるねーとか言ったりして尾ひれや背びれも生え面白おかしく盛り上がっていた
そんな最中、「k1さんは、がっちりしてるしむっちりしてるわよね」
そう思わず投げかけられた形容に、納得しながらも意外で、確実に変わってきている自分の体型を再認識したりしたのだ
プロテインを飲み始めて一年経った
2年前の夏の終わりに薬を換え、それから半年後である
できることから始めてみようと試みた体型への挑戦と数値への期待
始めは恐る恐るシェイクしては飲み続けることを意識し
毎朝毎夜ごっくりいっていた
そして、始めた自主トレ
20代の頃に培った知識と経験を忘れ去れたようなホコリだらけの頭の中の引き出しから引きずり出し
呼吸することから次第に重量を増し、回数セット数を増やしては自分を信じようと気持ちを保った
運動後の糖分と栄養、休息・・・
いつか繰り返していくうちにだった
副作用で細くなった上下肢や肉のこそげ落ちたお尻も、筋肉なのか脂肪なのか判断しかねたが確かに変わっていたのだ
一番の気がかりだった数値も変動なく、かえって運動をしていたことで良くなっているものもあり意外
肝心の栄養源であるプロテイン選びも、これは旨い、これは不味いと品数も増えていった
運動をしていると次第に欲も出てくるもので、ここをこうしたいとか集中してみたくなったりする
小さい頃からの劣等感だった腕はもっと太く、とか
服を着たときに映えるケツがイイ、とか
そんなことを自分の体型を眺め考えたりすると、感染の逆算からも当てはまらない年の頃を思い出し、少しうつむいたりもした
とにかく身体を動かし続けていた18から23歳、人が一番輝いて見える頃のような気がする
何故、そんなにも体重を増やし、体型にこだわるのか
それは、副作用で変わっていく身体の様子にショックだったのではなく、それに対して何もできない、することがないという状態でいたことに対する苛立ちからだった
なんとなくなのだが・・・してはいけないような、そんな雰囲気のある投薬生活の中
薬の作用に翻弄されていく自分に、このままでイイのかという問いかけを持ったのかもしれない
それが、薬の変更を切っ掛けとして何かできそうな気がし始め、実行に移ったのだろう
余裕を感じられなかった数年、毎日をどう薬の副作用をやり過ごし生活感を得るか、そんなことばかり追っていた気もした
できそうな気配も掻き消すようにして体調と副作用に阻まれる・・・
焦らずにいられたのは、周囲の人々の理解と、彼の辛抱強い励ましと傍観だった
それも、やはり自分から感染ということについて口にできるようになってからのことだったのだ
感染しているけれど普段の生活もするようにしているし、感染しているけれど楽しいこともあるしそうでないこともある
まだできないこともあるけれど、できることを増やすこともできる
できることもあるという可能性を増やしたかったのだろう
それが自分にとっては体型を変化させることで見ようとしているのかもしれないし、実際に見てみたいのだろうう
やっかみや妬みの対象にされやすい病気でもあるHIV感染症候群
自分の身体の中に、このウイルスがいることを知ってからの6年は、
これからにつながる時間であり、残す時間をどう過ごすかという実感を得られる期間でもあった
未だに辛いことの多い病気だけれど、そればかりで生きているわけではない
どう過ごすかは、自分自身への問いかけでもあり、いかに自分以外の出来事に門戸を開いていられるかという可能性に似た挑戦でもある気がする
そうすることで、感染はしているけれど生きている・・・同じ人間なのだと思える自分もいる
まだ、そんな感じだったりする
2006年2月5日 日曜日 22:33:11
一晩明け、快腸は一転不腸に
「あら、k1さん、漢字間違えてるわ」などとは思わないで頂きたいが、ちょっとシャレてはいる
でも、まっこと腸だと思っていたのだ
明け方、左の股関節あたりにムズムズとした感覚を覚え、ぼんやりと目を覚まし、おもむろに体の向きを変えた
きっと寝返りを打たずにいたからこっちゃったのだろう
そんな軽い気持ちだったりしたが、なぜかムズムズがシクシクに変わり、寝てい られなくなった
なんかヘンなもん食ったっけ..
しきりに思い出したりしたが...思い当たるものはない
う・・・ん とりあえず、トイレに行ってしばし・・・
うーん、出るもの出ても変わらん
起きる時間でもあったので、空も白み始めた6時過ぎに下へ降りた
足音でゆきは起きたようで、ねーねーと声をかけてくるが、足は階段を下りてすぐトイレに向かってしまった
う〜ん・・・おかしいなー お腹が痛いと思っていたが、どうも箇所はズレているようだ 痛いながらも冷静に、そして、一つ一つ確かめるように位置を絞ると、
どうも玉と幹、そして膀胱の左よりの辺りに痛みを感じられた
腹痛じゃーないっ
そんなこんな、とりあえず緑茶を1リットル一気飲みし、痛み止めを飲んでみた
しかし、効きだすにはそれ相当の時間は必要なわけで、ふうーふうーと呼吸を整 えながらノソノソと起きているネコたちのご飯を作ってやった
するとどうだろう、動いていたのが良かったのか痛みは和らいだのだ
薬の効き目はそんなにも速くないだろうけれど、とりあえず出かける用意をせねば・・
シャワーを浴び、ざーっと着替え、軽く食べて薬を飲んだ 小一時間だろうか、痛みもボヤケ大丈夫な雰囲気が漂う
ぼけ〜っと起きてきた彼に行ってきますと言い、霧雨のような雨の中、目的地へ と出かけたのだ
電車を待つ間も痛みは鈍く残っていたけれど我慢できないほどではなく、気を散らすことも出来た
出掛けにカイロを痛い部分に貼ってもいたし、腹痛ということで自分を納得させてもいたが、一駅一駅進むにつれ痛みはジクンジクンし、耐え難くなっていく・・・
あと、ふたつ・・・あと一つッ
出ちゃいそうなオシッコを我慢するような勢いで駅のトイレに滑り込んだけど、出ないっ!
出きっているのだから出ないのも当たり前なのだが、腹痛のときって出ればすっ きりぃみたいな期待感があるはずなのだが...
それよりもだった、なんとなくだが尿の出がイマイチな気がしたのだ
そんなにいっぱいしたかな...
痛い割には余計なことも考えられるのである
そして、ヒリッとした熱い感じの走る管...
ジョボ、ジョボっと出るたびに、ヒリッ、ヒリッ
お茶1リットルにコーヒーの力は偉大である、出しても出しても止まらない
なんてしている内に次第にヒリヒリや痛みは薄らいでいく...
気がつけば、痛みの余韻みたいな感覚を残すだけになっていた
今現在、朝のような痛みは全くない
もしかしたら、石だったのかもしれない
大量に摂った水分と駅までの10分ちょっとの徒歩が効いたのか分からないけれど 、
遺伝でもある石と飲んでいる薬の副作用も考えられる今回の出来事はイイ教訓に なった気がしている
油断大敵なのだ
2006年2月1日 水曜日 23:48:55